スケートブランドの歴史

スケートシューズの歴史の前に、、起源となったスケートボードについて簡単にご説明します。スケートボードは1960年代にアメリカはカリフォルニアで生まれ、波のない日に練習をしたい当時のサーファー達が、坂道を下り滑走するダウンヒル、水を抜いたプール内を波に見立てて滑る事などを思いつき、現代のスケートボードヘと繋がるスタイルを確立した事が起源とされています。50年以上も前にあった事に驚きです。詳しく知りたい方は有名なスケートボード映画「ロードオブドッグタウン」がおすすめです。

スケートシューズ(スニーカー)とは?

スケートボード専用スニーカー。いわゆるスケートシューズという概念は、60年代の中頃に登場しました。また70年代に入ると、柔らかなソールとグリップ力を兼ね備えた、VANSの「オーセンティック」が発売。当時のスケーターの間で人気を博し、爆発的なヒットを生み出しました。その後、当時のトップスケーターであった、トニー・アルヴァとステイシー・ペラルタがデザインしたモデルの「ERA」が発売。よりスケートボードに特化したシューズとして人気を博しました。当時デザインされたこれらのモデルは、現在に至るまでモデルチェンジをせずに発売されている事はとても偉大なことです。
そして1978年、スケートボードの歴史で大きなターニングポイントとなった手を使わずに板を浮かせるノーハンドエアリアルという技。いわゆる「オーリー」と言うトリックが生まれました。こういったトリックが進化を果たすことにより、スケートシューズの向上や機能が必須となり、シューズに要求されるものも高くなっていきました。
スケートボードそのもの技術によりスケートシューズも合わせてアップデートされていく点は非常に興味深い事かと思われます。

スケートシューズ(スニーカー)の選ぶポイントは?

基本的にスケートシューズは底がぺたっとした厚みのあるしっかりしたスニーカーです。しかしスケートシューズにも他のスニーカー同様に「ローテク」と「ハイテク」の2種類の形が存在します。ボードへのフィット感やスニーカーの軽さ、耐久性、クッション性などによりデザインの好みと選択肢が別れるかと思われます。
選ぶ際の注意点ですが、本格的な機能面を考えるのでしたら、ハイテクがおすすめです。しかし街履きとしても活用し様々なコーディネートに取り入れていきたいのであれば、ローテクは使いやすいかと思います。

ローテクスケートシューズ(スニーカー)

ローテク シューズはハイテクシューズが流行する以前からスケーターに愛用されていました。シンプルで無駄が無いデザインと、軽量感、またソールが非常に薄く作られている為、足の動きをスケートデッキに伝えやすく、コントロールをしやすいのが最大の特徴です。ただし、クッション性は弱く、オーリーの擦り上げの動作の際にはデッキ部分との摩擦でスニーカーが破れてしまう可能性があります。しかし近年では様々なファッションに取り入れられている事から、スケボー用の専用シューズという枠を超え、幅広く活用する事ができます。

ハイテクスケートシューズ(スニーカー)

ハイテクシューズの特徴はまさにスケボーに適した機能面とクッション性の向上と言えるでしょう。ローテクシューズから進化させ、様々な技術を駆使してシューズ本来のクッション性を高め、またデッキ部分とこすれる可能性が高い箇所を強化して作られている為、オーリーを含めたトリックには非常に適しています。一昔前は全体的にボリュームがあり、広めなワイズと分厚いシュータンが特徴でしたが、その分重量感が出てしまい、足の動きをデッキに伝えにくいなどの問題が発生していました。それにより近年は軽量化とスニーカー本来の機能性の進化が進み、一昔前よりもさらに使いやすくなったハイテクシューズが次々と誕生していきました。しかしプライス面はローテクシューズに比べ若干高いイメージがあります。

スケートシューズ(スニーカー)の素材選び方

スケートシューズにおいて素材選びもとても大切です。初めて選ぶ時には以下を参考にしてみて下さい。

スエード素材

ヌバック素材

ペブルドレザー素材

上の三種類がおすすめです。

おすすめの素材は上の画像の三種類、「スエード」「ヌバック」「ペブルドレザー」です。スケートシューズを選ぶ際には、まずこれらの素材をチェックしてみるのがおすすめです。また一般的なスケシューには「スエード」「ヌバック」「ペブルドレザー」の3種の素材を使い生産される事が非常に多い為、スケーターから最も支持されている素材と言っても良いでしょう。これらの素材はどれもグリップテープ(デッキテープ)ととても相性良くフィットし、尚且つデッキテープの消耗が遅いのが特徴です。また、この中で特に人気が高いとされているのが、加工された皮革を使ったスエード素材です。履き心地も良く革が柔らかい点もおすすめです。次に人気が高いのがヌバック素材。そして最後に細かいシワが入った革の素材であるペブルドレザーです。ペブルドレザーに関しては某ファッションブランドのバッグに使う素材としても有名です。

おすすめしないスケートシューズ(スニーカー)の素材選び方

シューズが破れやすく痛みやすい素材です。

逆にあまりおすすめ出来ない不向きな素材として、、
トリックなどで傷みやすいエナメルやビニール素材。またそれに近いツルツルした滑りやすい素材。
後はメッシュ素材や高級なカーフレザーなどもデッキテープに馴染みにくく、スニーカーの耐久性も良くないのでスケボーには不向きかと思います。しかしキャンバス素材に関しては、各ブランドでもよく見られる素材ですので、問題はありません。グリップテープとの相性も比較的悪くはないのですが、ただ強度面を重視するとオーリーの時に破れやすいのが難点ですね。しかし、キャンバス素材は定番としてリリースされ続けている点とファッションに取り入れ易い点から需要のある素材かと思います。

サイズの選び方

サイズ選びも大切なことです。

一般的にスニーカーを購入する際に、多少の大きめサイズも許容範囲かと思います。実際にゆったりと履け、尚且つ全身とのバランスを考え足元にボリュームを出したい方も多いはずです。しかしスケートボードを本格的に始めたい方や、更なる技術の向上を求める方には、是非ジャストサイズを選んでいただきたいです。
何故かというと、スケートボードは爪先の動きが非常に重要だからです。
ジャストサイズで選んだシューズで無ければ繊細な動きはとても出来ません。素足に近く、爪先までしっかり固定されたサイズ感でなければ、技術の進歩を妨げる原因になります。
前述でもお伝えしましたが、スケートシューズの多くはスエード、ヌバック、ペブルドレザー、キャンバスで作られています。
始めのうちはシューズも硬く慣れるまでの辛抱はありますが、基本的にはどれも伸びやすい素材なので、安心していだけたらと思います。

人気おすすめシューズブランド(スニーカー)のご紹介

[VANS] おすすめシューズブランド (スニーカー)

まずは皆さんご存知のVANSです。
このブランドからスケボーの歴史が始まったと言っても過言ではありません。
VANSは創始者のポール・ヴァンがアメリカはカリフォルニア州でパートナー3人と共にショップをオープンしたことからスタートしました。発売当初から、製造〜販売に至るまでの工程を全て自社で行ない、ブランド初期は一足ずつカスタムメイドの受注生産をしていた事でも有名です。ちなみにVANSの意味は「ポールヴァンとその仲間達」という意味をもつそうです。そして1970年代に入ると、カルフォルニアのスケーター界隈で VANSは話題を集め、そのシンプルで合わせやいデザインと、グリップ力の強さを重視したソールは瞬く間に人気を博しました。そしてブランドのターニングポイントとなったのが、冒頭でも語った伝説的なスケーターであるトニー・アルヴァとステイシー・ベラルタによって、代表作のオーセンティックをベースとした「ERA」の誕生と言えるでしょう。このERAはそれまでのオーセンティックに無かった要素を取り入れます。履き口のパッドやソールへクッションを入れるなどの改良。オーセンティックよりも更に機能的に進化しました。これによりVANSはスケーターからの支持をより一層厚くし、不動の地位を築いていきました。また今では バンズの定番となっている「OFF THE WALL」のロゴマークもこの頃にデビュー。意味は「頭のおかしい奴、変な奴」というそうです。そんな皮肉もスケーター達への愛に感じます。現在も第一線で活躍するスケートシューズ界のパイオニアブランドです。

[DC SHOES] おすすめシューズブランド (スニーカー)

DCSHOEは1994年にプロスケーターのダニー・ウェイの兄であるデーモン・ウェイ、コリン・マッケイ、ラリードライバーであるケン・ブロックらによって創設されました。現在もダニー・ウェイやコリン・マッケイを始めとする多くのプロスケーターのスポンサーを務めています。VANSに比べ比較的新しいブランドですが、今では20年以上の歴史のある老舗ブランドとなっています。また現在ではスノーボードやラリーなどの多くのスポーツイベントのスポンサーも務めています。ブランド名の由来はDROORS CLOTHING(ドロアーズ・クロージング)の頭文字からとっており、一般的にはダニー・ウェイとコリン・マッケイの頭文字からと言われていますが、ドロアーズ・クロージングの略が正しいものとなります。またロゴのデザインですが、皆さんも一度は見たことのある某有名フランスブランドのパロディとなっています。そもそもは1989年にケン・ブロックが、スケーター用のTシャツブランドを設立したことが全ての始まりである為、スケートシューズだけでなく、アパレルにも非常に強いブランドとしても知られています。そしてブランド設立当初に1stモデルを制作しますが、本格的な大量生産は生産拠点を移した翌年の1995年に入ってからとなっています。大量生産に移ってからは、ダニー・ウェイのシグネチャーモデル、コリン・マッケイのシグネチャーモデルらを生産。世に発表していきました。同年に発表したケン・ブロックとロブ・デュディックの発案による「プロテクティブレースループ」を搭載した「デュディック1」というモデルはスケートシューズが持つ大きな課題の一つであった、「靴ひもの擦り切れ」を見事に解消し大きな話題を集めました。
そしてシューズブランド設立とほぼ同時に設立したDCチーム(スケートボードチーム)には、マイク・キャロル、ロブ・デュディック、ルディ・ジョンソン、リック・ハワード、などの当時人気を博していた有名スケーター達がこぞって加入。その後も数々のトップスケーターを加入させ、多くのシグネチャーモデルを発表していきます。1997年に加入したジョッシュ・キャリスは、レジェンドスケーターとして現在でもDCチームに所属し活躍しています。

[ETNIES] おすすめシューズブランド (スニーカー)

エトニーズ (Etnies) は、アメリカ・カリフォルニア州レイクフォレストにあるソール・テクノロジー社の所有するシューズブランドです。
1986年にフランスにて生まれたエトニーズはフランス語で「エトニック」という言葉を捩り、「エトニックス」という名前でブランドをスタートさせました。しかしすぐに商標権の問題が発生。現在でもお馴染みの「エトニーズ」へと名前が変更されました。そして1989年には元プロスケーターのピエール・アンドレ・セニゼルグが立ち上げたソールテクノロジー社がスケートボードシューズのデザインなどをエトニーズに向けてデザイン提供を行います。このデザインが人気となりピエール・アンドレ・セニゼルグはエトニーズのアメリカでの販売権を取得しました。翌年の1990年にエトニーズの全権利をソール・テクノロジー社の傘下に収めることに成功しエトニーズは本格的な躍進を遂げていきます。
また現在ではスケートボードシューズのみならず、関連子会社にてスノーボードブーツも製造していることでも有名です。スケートシューズにとどまらず、DC同様にT-シャツやジャケットなどのアパレル事業も展開もしており、コアなファンが多い印象です。またブランドを代表するモデル「JAMESON」はベストセラーとなっており、現在ではJAMESONの後続モデルをECO素材で生産するなど、時代背景に合わせて進化を遂げています。

[es] おすすめシューズブランド (スニーカー)

元プロスケーターであり、フリースタイルスケートボードチャンピオンという輝かしい経歴を持つ、ピエール・アンドレ。彼が「エトニーズ」のセカンドラインとして1995年にスタートしたスケートシューズブランドが「es」です。元々は「エトニーズ」から派生した兄弟ブランドのような存在なんですね。「es」の考える、スケートボードに必要な機能を装備したシューズ作りの哲学は、現在も多くのプロスケーター達から絶大な支持を受けています。そして創立から現在に至るまで、スケートシューズ界のシーンを牽引し続けています。そして「es」の名作モデルと言えば「サルバービア 23」。当時の90sスケーターの間で履いた事の無いスケーターはいないと言われる程の名作です。ふっくらしたメッシュ仕立てのタンと糸縫いでしっかりと補強されたタフなアウトソール仕様は当時のスケーターを魅了しました。1995年とまだそう歴史は古くはありませんが、高い技術力と確かなデザインは今も尚、世界中のスケーターから愛されています。

おすすめスケートシューズ(スニーカー)11選

VANS

VANSで初めてリリースされた「オーセンティック」
まさに定番中の定番です。シンプルで飽きのこないデザインはどんなコーデにも万能です。最初にVANSで迷ったらまずはこちらがおすすめです。

こちらが履き口のクッションと履き心地を向上させた「オーセンティック」の後続モデル「ERA」。見た目はほぼ変わりないですが、履き心地を重視される方には「ERA」もおすすめです。

こちらも定番。1979年に登場した「スリッポン」です。当時のスケータ-やBMXライダーたちにより支持を集め、南カリフォルニア中心に大流行しました。
脱ぎ履きの楽なコンフォートスタイル、ベーシックな定番カラーは、男女共に合わせやすい、シンプルイズベストなモデルとしておすすめです。

当初はBMXライダー向けに開発された「オールドスクール」
しかしリリース後に当時のスケーターから支持があった為、爪先部分に補強を入れる等の様々な改善をしスケーター用として今の形に落ち着きました。
こちらも飽きのこないデザインがおすすめです。

伝説のスケーターであるスティーブ・キャバレロのセカンドモデルの「ハーフキャブ」。靴の名前の由来はキャバレロ自身が80年代に開発したトリックから付けられました。現在もスケーターのマストアイテムとして、またストリートでの支持も高いモデルです。

DC SHOES

こちらはDCの代表モデル「TRASE TX」。軽くて型崩れにしくいキャンバス製のアッパーに内側は通気性にも優れたメッシュタイプ。ロゴも控えめでDCを選ぶ最初のモデルとしておすすめです。

こちらは日本のスケシュブームの火付け役「MANTECA」。ビースティボーイズが履いた事でも有名な1足です。90年代にスケーターに愛された「MANTECA」は現在復刻され90sスタイルの流行ともマッチしたデザインが魅力です。

Etnies

定番モデル「MARANA」です。こちらはグリップ力が高いバルカナイズソールを搭載した『MARANA VULC』というアップデート版。通気性の高いメッシュ素材のタンとライニングが特徴となっており、耐久性も向上させています。こちらはエトニーズのチームライダーであるウィローのシグネチャーカラーです。

こちらも人気モデル の「JAMESON 」
写真は廉価版です。とは言え性能は抜群となっており、上質なスウェードのアッパーに加え、ソールはバルカナイズドソールを使用。また安価な点も踏まえタウンユースにおすすめな一足です。

es

「es」のロングセラーモデルの「サル・バービア」。こちらは20周年記念デザインのものとなっています。当時のデザインに、素材はスエードを採用。Stiインソールを採用し優れた吸収性を持っています。ファンにはたまらない1足です。

こちらは「es」の名作「アクセル」。こちらも90sに一世を風靡しました。ボテっとしたフォルムに肉厚のシュータン、まさにが歴史的名作と言えます。こちらの復刻版も吸収性に優れた最新のインソールに進化してリリースされました。

スケートシューズを長持ちさせるには?

激しいトリックや、オーリーなどによりスケートシューズも破れが出てきてしまいます。当然のことではあるのですが、、ですがせっかくなら補修して長持ちさせたい所ですよね。シューズのケアとして長持ちさせるには「シューグー」がおすすめです。スケボーをやられる方は必ずといっていいほど常備しているメーカーではないでしょうか。「シューグー」はとても便利なアイテムです。
元々は靴底の補修剤なのですが、スケートにより穴が空いた所や破れた所に
塗るだけでがシューズが長持ちします。まさに必需品です。シューズが破れてしまい買い換える前に、試す価値はあります。また1000円程度で購入可能なので
お手軽な点も魅力です。

シューズを長持ちさせ破れに強いメーカー、「シューグー」

靴下も大事です。靴下の選び方

普通の靴下でも、もちろんスケボーは可能ですが、せっかくなら靴下もこだわりたい所。スケシュー用の靴下は一般的靴下に比べ、厚手で破れにくいのが特徴です。またシューズとのホールド感もよく、爪先の動きが大事なスケボーにとって非常に大事なギアの一つと言えます。
そんなスケシュー靴下で特におすすめなのが「STANCE」というメーカーのもの。プロスケーターである、リザード・キングも愛用している事でも有名なメーカーです。下の写真は割とシンプルですが、なかなか派手な柄も多く、ご自身の好みで選ばれても良いかと思われます。

STANCEの靴下

スケーターファッションのコーディネート

おすすめスケーターコーデです。

スケートシューズブランド11選
スケートシューズブランド11選

最後に

スケートシューズブランド11選

いかがでしたでしょうか?長々とスケーターカルチャーについて書かせていただきましたが、これからスケボーを始めたい方やスケシューの購入をお考えの方に少しでも参考になったら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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