パーカーの紐って抜くもの?結び方やおしゃれなアレンジ6つ
パーカーの紐を抜く人がいる?むしろ抜かないのはおしゃれじゃない?抜く派・抜かない派の主張。パーカーの紐を抜かなくてもおしゃれを楽しめる方法をご紹介。紐を楽しむアイデアに留め具、おしゃれな結び方などのアレンジ方法をたっぷりとご紹介します!

目次
パーカーの紐ってどうしてる?!
めっきり秋めいて、寒くなってきましたね。
このくらいの時期から活躍するトップスといえば「パーカー」ですね。男女共にカジュアルにはかかせないアイテムで、フード付きのスウェット生地のパーカーが主流です。
そんなパーカーのフードにつきものの、あの「紐」。
みなさんどうしてますか?
どうやら巷には「紐は必ずはずす」と言う人もいるようで、いろいろな意見があるようです。
しかもさらに「紐なし」にするだけでなく、紐を交換したり、留め具を使ったり、長さを利用していろいろな結ぶ方法を考えたりしているらしいのです!
奥が深いぞ、パーカーの紐!
最近は紐がなしで売られているパーカーもあります。
はじめから紐なしのパーカーなのでフードにもヒモ穴がありませんね。
パーカーとは
そもそも「パーカー」とはどういう服をさすのでしょうか?
どうやら語源はロシア北部のネネツ語(聞いたことない!)で「動物の毛皮で作った上着」を意味する「パルカ」からきているようです。
また文化出版局がだしている「ファッション辞典」にはパーカーはフードがついた上着の総称だとのことです。
素材はいろいろですが、一般的にイメージされるパーカーはスウェット生地です。
スウェットシャツとパーカーの違いはフードがあることと、胸にポケットがあるところのようですね。
パーカーの紐のあるなしは関係ないようです。
ネネツ人の子供
北の民族だけあって、かなり暖かそうな格好ですね。
かなり北に位置する場所なのでトナカイの毛皮などでできているのでしょうか?やはりフードがついており暖かそうですね。これがパーカーの語源だそうです。
パーカーはフードが特徴的ですが、意外と子供による紐の事故が多いそうです。
お母さんの中には「子供がひっぱったり、なめたりするのでパーカーを買ったらすぐに紐は抜く」という方もいるほどです。
そんなパーカーの実態をうけて子供服の団体「全日本婦人子供服工業組合連合会」は2010年に身長120cm未満の服では「フードに紐をつけないこと」としています。
子供用スウェットパーカー
確かにフード部分に紐がついていません。
紐がなしでもかわいいですね。
多色展開もあってパーカーの需要の広さがうかがえます。
プルオーバーパーカー
かぶって着るタイプのパーカーをプルオーバーパーカーと言います。
ちなみにパーカーのお腹のポケットは「カンガルーポケット」や「マフポケット」「ハンドウォーマー・ポケット」というらしいです。
「ものを入れる」というよりは「寒い日に手を温める」といったことが主な目的のポケットだということですね。
それにしても紐がありませんが、これは最初から抜けてるタイプのパーカーなんでしょうか?
紐の穴はあるようですが。

出典: http://zozo.jp
ジップアップパーカー
ジップアップのパーカーだと、インナーとの差でおしゃれを楽しむことができますね。
着脱がしやすいという利点もあります。
インナーに写真のようなシャツを着ても良いですし、Tシャツなどでも着合わせができますね。秋春にはジップアップパーカーはビロテする方も多いアイテムだと思います。
個人的に、ジップアップの場合紐はあったほうが見栄えはいい気もします。
パーカーの紐は外すもの?
パーカーの紐問題、けっこう人によって別れるみたいです。
さて、それでは大人のおしゃれとして紐は抜く方がよいのでしょうか?
パーカーのヒモを抜く派・抜かない派、双方の意見をみてみましょう
パーカーの紐は抜く派
●パーカーの紐が長く、食事をしている時に前かがみになったら飲み物に入ったことがあり、それ以来はずしている。
●パーカーのフードはしないので紐は必要なくないですか?使ってるのはボクサーくらいしかみたことありません。
●ランニングの時、パーカーの紐に長さがあり目に当たって悶絶したことがあるのではずしてます。
●パーカーにヒモがついてると子供っぽくみえる。
●単純にジャマ。
●おしゃれ上手な妹に有無を言わさずパーカーのヒモは抜かれました。
たしかにパーカーのヒモはプラプラしていると、なにかとジャマに感じることもありますよね。
それにしても「パーカーに紐があるのはおしゃれじゃない」とは・・・。必要だからつけてるのにパーカーのヒモの立場って・・・
パーカーの紐・抜かない派
●紐を抜く理由がない。
●パーカーのフードにヒモは必要だからついてるのでは?
●一度抜いたらパーカーの穴に紐を取り付けられない気がするし、もったいないのでつけている。
●暇な時にヒモをいじってあそぶのに使える。
●飼い猫と遊ぶのにヒモは使えますよ?
●なめる。
まあ、最初からついてるものですからね。
それにしても、いや、なめるのはちょっと(笑)
猫といつでも遊べるように、「ねこじゃらし搭載」なんてパーカーもあるみたいです。紐の先端に猫じゃらしついてますね(笑)
パーカーの紐でおしゃれができる!
パーカーの紐がそれぞれ色々な理由で抜いたり抜かなかったりするみたいですが、交換したり留め具にしたりアレンジを加えておしゃれしている人もたくさんいるようです。
パーカーの紐を交換する
革紐に交換する。
フードからでる紐を革に交換するだけで、いつものパーカーが一段おしゃれに見えますね!
ヒモの下の部分を結ぶと留め具がわりのもなりますね。
三つ編み紐に交換する
パーカーのヒモを三つ編みに交換するとボリュームのあるアレンジを楽しめます。
色もピンクになって紐ごとかわいい!

出典: ://
2本の紐に交換する
パーカーの穴それぞれに紐を2本同時に通すのもかわいいですね。
これだとある程度紐に長さがあったほうがアクセントになりそうです。
紐が2本ある場合は、結ぶのもアレンジがききそうです。

交換した部分に何本も通してリボンに結ぶとは!
なんとつわもの・・・ もはやパーカーの紐とは思えません。
留め具としても一石二鳥。
おそらくこれだけあると紐1本がかなり長さがあるのではないでしょうか・・・
紐にアクセサリーをつける
ちょっとレベルが高いですが、パーカーの紐にアクセサリーもつけるとひときわ目を引きますし、留め具の役割も果たしてくれます。
DAgDARTというブランドではパーカー紐用のアクセサリをだしているようです。
こちらはスカルになっています。取り付けたら落ちないように紐の先端を結ぶようです。
泣いてる顔と笑っている顔です。
こちらは王冠とリボンになっています。
紐の留め具がわりにも使えます。
かなり小さいはずですが、しっかり作り込まれています。
モデルの尾形沙耶香さんはパーカーの紐にチェーンでアレンジしておしゃれにする方法を紹介しています。
紐に長さがあったほうがアレンジしやすいですし、留め具にもなりますね。
パーカーの紐を結ぶ・初級編
やはりパーカーの紐の一番手頃なアレンジとしては、結び方をかえてみることでしょうか。
いろいろな結び方があるので、初級・中級・上級にわけてご紹介したいと思います。
蝶結び
パーカーのフードの根元で蝶結びにしています。
ある程度長さが必要かもしれません。
ほどけにくい蝶結びの方法もご紹介しておきますね。
本結び
本結び
「横むすび」や「真結び」とも呼ばれます。
解けにくいのに、解きたいときは簡単に取れます。
パーカーでなくても覚えて置いて損はありません。
二重8の字結び
2本まとめて結びます。
ループタイのようにパーカーのフードの首元に垂れ下がります。紐に長さがあっても調節がききますね。
パーカーの紐を結ぶ・中級編
中級編ではパーカーの紐を2本をまとめるのではなく、1本ずつの結び方をご紹介します。
結び方によっては印象がかわり、パーカーのおしゃれ度がアップするのでその日の気分で変えてみるのもいいかもしれません。
1本蝶結び
1本で蝶結びにしても可愛いですね。
紐なしでは楽しめないパーカー紐のアレンジです。
まとめ結び
まとめ結びは、パーカーの紐が長い時などに最適です。
文字通りまとめていくので、首元にまとまりますしアクセントにもなります。
ぐるぐる巻いていけば、ある程度長さがあっても首元にまとまりますね。
8の字結び
太めの紐の場合、8の字を描くのでかわいいアクセントになりおしゃれですね。
パーカーの紐を結ぶ・上級編
ここからはさらに上級者向けの結び方です。
おもにロープワークで使用されますが、パーカーの紐にも応用できます。
覚えておくと、アウトドアなどの時に役に立つかも?!
パーカーの紐を利用して練習して身につけてしまいましょう!
もやい結び
紐の先に輪ができるのでよいアクセントになります。
ロープの結び方としてよく知られている結び方です。
こしかけ結び
この紐の結び方は、輪が2つできます。
画像では揃っていますが、どうせですから輪の大きさを変えてアクセントにするとおしゃれですよね。
長さがあったほうが見栄えがしますね。
紐の通し方
パーカーの紐が抜けてしまって紐なしになっても、大丈夫。
通すやり方はいろいろあります。
紐通しを使う
紐通し
手芸屋さんなどでヒモ通し用として売っています。
穴に紐を通して使います。ヒモなし状態になっても安心です。
ストローとホチキスで紐を通す
「裁縫しないし紐通しをわざわざ買いに行きたくない!」という人も大丈夫。
ストローとホチキスでパーカーにヒモは通せます。家にあるものでヒモをなんとかしちゃいましょう。
ヒモがしっかり通せたら、パーカーからまた抜けないように長さをとって結ぶか、アレンジして留め具でとめておきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紐を抜く人もそうでない人も、それぞれいろいろなこだわりがあるようでした。
しかし、ヒモを抜く人はどちらかというと「邪魔になる」ということのほうが大きな原因だったように思います。
ヒモを抜いてしまって、紐がなしの状態でも十分パーカーは楽しめると思います。
しかし今回紹介したいろいろな結び方では首元にまとめる方法もあります。
パーカーには購入した最初からヒモはついているものです。どうせならパーカーの紐にアレンジを加えておしゃれに結んで楽しんでみてはいかがでしょうか?