バンジージャンプのロープが切れたら…日本や世界各地でおきた事故TOP7

バンジージャンプの発祥は約千年前まで遡ります。現代においてはスリル満点の度胸だめしとして世界中でもメジャーです。もちろん安全は考慮され、滅多に事故は起こりえませんが、起きてしまった事例もまた存在します。そんなバンジージャンプの事故について説明していきます。

バンジージャンプのロープが切れたら…日本や世界各地でおきた事故TOP7のイメージ

目次

  1. そもそもバンジージャンプとは?
  2. 国内の有名バンジージャンプスポット【関東編】
  3. 国内の有名バンジースポット【中部編】
  4. 国内の有名バンジースポット【九州編】
  5. 【第七位】城島高原パークでの事故
  6. 【第六位】猿ヶ京バンジージャンプでの事故
  7. 【第五位】長崎県「ハウステンボス」での事故
  8. 【第四位】生放送中に起こった事故 アナウンサーが落下
  9. 【第三位】愛知県南知多グリーンバレイ
  10. 【第二位】スペイン サンタンデールの橋での事故
  11. 【第一位】フランス ドメーヌ・デ・ラ・カリーでの事故
  12. まとめに……

そもそもバンジージャンプとは?

バンジージャンプの前身「ナゴール」

オセアニアの海洋部、ちょうどオーストラリアの上あたりにあるメラネシアの主権国家、バツアナ共和国。その領地ペンテコスト島にある成人の儀式が発祥です。
その儀式「ナゴール」について、約千年前の逸話にまで遡ります。
暴力的な夫から逃げた妻が背の高い木に逃げますが、見つかります。怒り狂った夫は木を登り、もう少しで捕まるというところで妻は飛び降ります。
夫はそれを捕まえようと後を追って飛び降りますが、地面に叩きつけられて死んでしまいます。
一方の妻の方は、足首に木の蔦を巻いていたおかげで、地面に落ちずに助かりました。

儀式「ナゴール」のイメージ

命綱を身に着け、高いところから飛び降りるという基本的な部分は変わらないようです。

バンジージャンプに挑戦する著名人

芸能人が挑戦する企画としても比較的メジャーです。

バンジージャンプをするアイドル山本彩(24)の動画。

マカオのバンジージャンプに挑戦する乃木坂46の西野七瀬(23)の動画。

九州を代表する熊本県のゆるキャラ、くまモンの動画。
ほんとうに体を張っていますね。

バンジージャンプはどのくらい危険なのか? その事故率について

バンジージャンプによって国内で起きた事件は数えるほどなので、統計上の数字は不明瞭です。
本来なら直接的な死へと繋がる行為を安全に行っているわけなので、万が一にもその安全が揺らいでしまったら、高確率で命を落とすでしょう。
無論のこと、安全対策についてはどこも万全を期しているので、そうそう事故は起こらないでしょう。
確率だけで言えば、交通事故に巻き込まれるよりも低いかもしれません。

国内の有名バンジージャンプスポット【関東編】

関東はバンジージャンプのスポットで有名どころが多いそうです。

関東のバンジースポットその1 茨城県常陸太田市:竜神大吊橋

竜神大吊橋の概要

関東のバンジースポットといえば真っ先に名前が上がる(らしい)のが、この竜神大吊橋。
全長はなんと446メートルで、本州で二番目の長さを誇る。
竜神川をせきとめて作られた竜神ダム(または竜神湖)の上に橋が架かっていて、湖面からの高さは約100メートル。
バンジージャンプで飛ぶことのできる高さとしては、関東はおろか日本でも一番である。
竜神という名の由来から、竜にまつわる伝説もある土地である。

関東のバンジースポットその2 群馬県利根郡みなかみ町:猿ヶ京バンジー

猿ヶ京バンジージャンプの概要

猿ヶ京バンジーの舞台は、ダム湖である赤谷湖をまたぐ赤谷水道橋は国道17号線の一部。
秋には紅葉に恵まれる絶景スポットとしても知られている。
レジャー施設でのアトラクションとは一味違い、下は水。ジャンプの高さがその日のダムの水位によって変化するところもポイント。

出典: https://activityjapan.com

赤谷水道橋からのバンジージャンプ

レジャー施設でのバンジージャンプと異なり、入園料がかからない分値段が高め。
一回目は11,000円。二回目は6000円。
クレジットカード決済も可能だが、当日は現金のみ使えるので注意。

また、猿ヶ京は温泉地としても400年の歴史を持つ由緒正しい場所です。
猿ヶ京温泉の周辺には猿ヶ京ホテルを始めとした宿泊地が点在しています。
バンジージャンプでかいた汗を温泉で流すのも粋かもしれません。

猿ヶ京バンジーの動画

関東のバンジースポットその3 東京・神奈川:よみうりランド

株式会社よみうりランドが経営する遊園地よみうりランドは、東京都と神奈川県に挟まれる位置にある。
また、ゴルフ練習場のよみうりゴルフガーデン、スーパー銭湯のよみうりランド丘の湯、京王よみうりランド駅前からアクセス可能なロープウェイなどがある。これらの施設はよみうりランドが所有する敷地内にあるが、遊園地の施設ではない。

よみうりゴルフガーデン

PGA(日本プロゴルフ協会)公認の練習場。
営業時間は平日10時~22時。土・日・祝日は8時~22時。
定休日は1月1日と、毎月最終週の火曜日。
その他にも臨時休業が入ることもあるが、ホームページから情報を確認できる。

よみうりランド丘の湯

営業時間は10時~24時。
定休日は決まっていないので、事前にホームページから確認しておくのが吉。

京王よみうりランド駅

京王電鉄相模原線の駅。
よみうりランドへのアクセスは路線バスの他、上述のロープウェイ「スカイシャトル」がある。
駅からよみうりランドまでのバスの運賃は210円。
「スカイシャトル」は、子供・大人共通で、片道300円・往復500円。

国内の有名バンジースポット【中部編】

中部のバンジースポット 愛知県知多郡南知多町:南知多グリーンバレイ

愛知県のバンジースポット 南知多グリーンバレイ

総合アスレチック施設として地元愛知県でも有名。
開園時間は10時から17時。11月と12月は16時まで。
バンジージャンプをする場合は入園料の他に別途2000円が必要。

南知多グリーンバレイでの動画

余談ですが、南知多グリーンバレイは国内で初めてバンジージャンプ場を開始した施設です。
日本のバンジージャンプ場の発祥は愛知県にある? といっても差し支えはないかもしれません。
南知多町は愛知県知多半島の南端、海沿いに位置しているため夏場は海水浴客で賑わうそうです。
南知多グリーンバレイの他に、南知多ビーチランドも有名です。

国内の有名バンジースポット【九州編】

九州のバンジースポットその1 熊本県五木村:五木バンジージャンプ

五木バンジージャンプの概要

九州のバンジージャンプスポットの一つ。コスプレがOKという珍しい特徴も。
また、普段の営業とは別に、夏の短い期間にだけ行われる「ナイトバンジー」が有名。
上の動画で、九州・熊本のマスコットキャラ、くまモンが飛んだのもこのバンジージャンプ場である。

九州のバンジースポットその2 大分県別府市:城島高原パーク

城島高原パークの概要

九州の避暑地としても名高い城島高原の遊園地。リゾート施設としても有名で、城島高原パークの他にもゴルフ場、ホテル、結婚式場などの観光施設が目白押しです。
観覧車やジェットコースターなど、バンジージャンプ以外のアトラクションも充実しています。

城島高原リゾートの遊園地

自然豊かな広大な敷地に広がる絶景が魅力。
打ち上げ式逆バンジー「バードマン」は最大3人まで利用可能。
料金は1人~3人で2000円・3200円・3900円と、利用人数が多いほどお得になっている。

城島高原パークでの動画

【第七位】城島高原パークでの事故

事故の詳細

1998年12月20日に発生。
城島高原パークでは「スカイショット」と呼ばれる逆バンジー遊具を利用していた。
「スカイショット」は京都のレジャー施設「ふれあいスポーツDAIGO」で使われていたものを中古で購入しており、マニュアルに従ってワイヤやゴム部分も交換されていた。しかし、ワイヤとゴムを繋ぐ留め具は交換されていなかった。
事故当日、客を二人載せてスカイショットが2回めの上昇をしたとき、留め具が空中で外れ、座席が激しく振られた。その拍子に乗っていた客は地面に激突。命に別状は無かったものの、二人は重軽傷を負った。
事故後に「スカイショット」は撤去され、現在は前述の「バードマン」に取って代わられている。

【第六位】猿ヶ京バンジージャンプでの事故

事故の詳細

2002年6月22日に発生。高さは約60メートル。
飛び降りた女性客は足首にベルトをくくりつけ、バンジーゴムと繋いでいた。一度飛び降りた女性客が落下して伸び切ったゴムが反動で戻り、水面から3メートルまで浮き上がったところでベルトが足首から外れ、水面に落下。女性客は顔に軽傷を負い、近くにいた従業員も跳ね返ったベルトに当たり怪我をした。
事故の原因は「女性の足首にくびれが無かった」ためであったとされている。当時としては今までにない事例であった。

【第五位】長崎県「ハウステンボス」での事故

ハウステンボスリゾートとは?

長崎県佐世保市にあるテーマパーク。
敷地面積は東京ディズニーランドの1.5倍であり、全体に渡ってオランダの町並みが再現されていている。
単独のテーマパークとしては日本一の広さを誇る。

出典: http://travel.biglobe.ne.jp

春の長崎・ハウステンボス

オランダで有名な植物といえばチューリップ。本場とは異なりますが、九州の恵まれた天候のもとに色とりどりのチューリップが広がる様は壮麗の一言。
ゴッホやフェルメールといった一流の芸術家を育んだ土地の面影が垣間見ることができる、全国有数のスポットである。

ハウステンボスでのバンジージャンプの動画

事故の詳細

2017年8月1日に起きた事故。高さ20メートル。
鉄塔のジャンプ台から男性が飛び降り、いったん下まで下りたあと反動で命綱が縮み、身体が浮いたあとで命綱が切れた。男性は地上に敷かれていたマットの上に落ちたが、はずみで地面の方に右肩から落ち、負傷した。
ちなみに、バンジーの紐が切れた事例は国内で初。

【第四位】生放送中に起こった事故 アナウンサーが落下

事故の概要

1998年9月2日に発生。
厳密に言えばバンジージャンプではなく、高層ビルからの避難器具の体験紹介の様子をフジテレビの番組のコーナーで放送していた。
当時めざましテレビに在籍していた菊間千乃アナが、避難器具を装着し、ビルの5階の窓から身を乗り出した。窓枠に掴まってぶら下がり、手を離す寸前まで笑顔だった。しかし、菊間アナが落下してマットに激しく叩きつけられると、スタジオの空気が凍りついた。
放送後、フジテレビ本社には問い合わせが殺到したという。
菊間アナは命に別状は無かったが、胸椎・腰椎・肋骨などに全治3ヶ月の重症を折った。
その後、一年のリハビリを経て復帰した菊間アナはフジテレビを退社後、司法試験に合格。現在は弁護士として活動している。

問題となった動画

まさしく「放送事故」ですね。

【第三位】愛知県南知多グリーンバレイ

事故の詳細

1995年9月10日に起きた事故。高さ18.5メートル。
自分が飛ぶ番になって恐怖を感じた客が、従業員の腕を掴んでジャンプした。従業員は客とともに落下。下には幅6メートル、縦9メートルのエアマットが敷かれていたが、従業員はそこから離れた地面に叩き付けられ、死亡。
従業員は説明と命綱の確認に一人、飛び降り時の合図に一人という二人体制で、命綱の着用は義務付けられていた。しかし、事故が起こった当日、従業員は命綱を付けていなかった。
また、国内での死亡事故としては初の事例である。

【第二位】スペイン サンタンデールの橋での事故

サンタンデールとは?

サンタンデール州の位置

スペイン北部・カンタブリア(Cantabria)自治州の州都である。
人口は2013年時点で約17万人。総面積は34.76平方キロメートル。
スペインで最大の銀行サンダンテール・セントラル・イスパノ銀行の本店が構えられている。

事故の詳細

事故は2015年8月に発生した。被害者はオランダからの旅行者ヴェラ・モル(当時17歳)さん。
ヴェラさんは、地元のアドベンチャー業者が企画したサンタンデール橋からのバンジージャンプに参加。インストラクターがそばに付いていて指導に当たっていた。
しかし、橋から飛び降りたヴェラさんは下の壁に激突して死亡。
事故の原因は、インストラクターが発した「No jump」の言葉を、ヴェラさんが「Now jump!」と聞き違えた可能性が高いという。

ヴェラ・モルさんの写真

当時17歳だったオランダ人の少女。
Facebookにも登録しており、左はそのプロフィール写真。
スペインへ旅行に来て、サンダンテールに滞在していた。

【第一位】フランス ドメーヌ・デ・ラ・カリーでの事故

ドメーヌ・デ・ラ・カリー(Domaine de la Carriere)とは?

パ・ド・カレー県の位置

フランス北部のパ=ド=カレー(Pas-de-Calais)県にあるレジャー施設。カリー県はドーバー海峡沿いの土地であり、イギリスとの国境が非常に近いことから、観光客に人気のスポットである。

事故の詳細

2015年7月に発生。
この施設には2人で一緒に飛ぶ「タンデムバンジージャンプ」があった。身体にロープを結わえ付け、クレーンで吊り上げていく方式のバンジージャンプだったという。
事故にあったのは20代の男女のカップルだった。カップルは65メートルの高さから飛び降りたが、その最中にトラブルが発生、落下の勢いをそのままに地面へ叩きつけられた。
二人は病院へ搬送されたが、女性は死亡。男性は重体。
事故の原因については、吊り上げるロープをクレーンに固定するフックに問題があったか、人為的なミスのによるとされ、警察が詳しい調査を進めている。
フランスの新聞『ル・パリジャン』によれば、この事件における責任を問われ、アトラクションの管理責任者が逮捕されたという。

出典: https://www.govoyagin.com

タンデムバンジージャンプのイメージ

二人で一緒に飛ぶという性質から、カップルによる利用率が多めとのこと。

まとめに……

いかがでしたか?
ここまで筆者が独断と偏見をもとに順位をつけてまとめてみました。ここまでご覧いただきありがとうございます。
バンジージャンプでの事故に遭遇する確率は実際にはわかりません。少なくとも、国内での確率については不明です。また、愛知県南知多グリーンバレイでの事例のように、指導する立場の人間が事故に遭うケースもあります。
アメリカでは50万人に1人の確率でバンジージャンプの事故で死亡するとも噂されていますが、真偽は確かではありません。逆に言えば、正確な数値を割り出せるほど事故は起きていないとも言えます。
今やメジャーともマイナーともつかないバンジージャンプですが、人生で一度くらいはやってみたい……と思ったことは無いでしょうか? 私はありません。しかし、もしも友達連れでバンジージャンプに来たときは、率先して飛ぶことで仲間内でも一目置かれるようになるでしょう。
高さで選ぶなら竜神大吊橋。歴史で選ぶなら南知多グリーンバレイ、といったところでしょうか。
今回ご紹介した関東・愛知・九州以外にも、日本には様々なバンジージャンプ場が存在します。

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