桜餅は関東風と関西風で全く別物だった!2種類の桜餅の違い

桜餅は関東風と関西風で全然違う?見た目も味も作り方まで、本当に同じな名前で良いのか疑問に思うぐらい、関東風と関西風の桜餅は特徴が異なっています。いったいどこがどう違うのか?本当の桜餅はどっちなのか!?詳しくは記事をご覧ください!

桜餅は関東風と関西風で全く別物だった!2種類の桜餅の違いのイメージ

目次

  1. 関東と関西の桜餅は本当に同じ食べ物なのか?
  2. やはり別の名前があった?関東と関西の桜餅の別名とは
  3. 関東vs関西、桜餅の起源はどっち?
  4. あなたは食べる派?食べない派?桜餅の葉をどうするか
  5. 関東と関西、それぞれの桜餅の作り方は?
  6. まとめ

関東と関西の桜餅は本当に同じ食べ物なのか?

出典: http://bubuchademo.blog.fc2.com

関東風桜餅

春の名物和菓子と言えば、桜餅です。
もちもちした食感と甘さが魅力のとてもおいしい和菓子ですが、実はこの桜餅という食べ物、関東と関西では味はおろか、作り方から材料、見た目に至るまでまるで全然違っており、まるで別の種類の食べ物にしか見えません。

出典: http://shizuokastyle.net

関西風桜餅

とくに関東風桜餅は焼きますが関西は焼かない、関西風では関東風には使わない餅米を使用するという大きな差があります。
果たして本当に同じ食べ物といっていいのか、これからじっくり検証していきたいと思います。

やはり別の名前があった?関東と関西の桜餅の別名とは

出典: http://www.robundo.com

同じ種類の和菓子には見えない関東と関西の桜餅ですが、やはり別の名前がそれぞれあったようです。
関東と関西、名前の由来とその歴史について、それぞれ解説していきます。

関東風の桜餅=長命寺

出典: https://tesshow.jp

関東の桜餅は長命寺という呼び方があります。
長命寺の歴史は江戸中期、暴れん坊将軍こと徳川吉宗が、花見客で賑わうように隅田川に桜の木を植えさせたところ、たしかに花見客は増えたのですが今度は落葉の掃除に困ってしまいました。
そこで、長命寺というお寺の門番だった山本新六が、和菓子に桜の落葉を用いる事を考案したことが始まりだと言われています。

この和菓子は江戸でヒットし、長命寺でも桜餅を売るようになったそうです。
そして現代の東京を中心とした関東地方では、この長命寺の伝統を受け継いだ桜餅がおいしい和菓子として広く庶民の間に親しまれています。

関西風の桜餅=道明寺

出典: http://walking.mongolian.jp

一方、関西風の桜餅のことを道明寺と呼びます。
大阪市内にある道明寺の名前が由来になっていたとされていますが、なぜそうなったのでしょうか。
実は、関西風の桜餅には道明寺粉という餅米を乾燥させた粉を用いているからです。

道明寺粉の歴史は、一説には菅原道真の叔母覚寿尼が作った事が始まりだと言われています。
これが、大阪庶民の間に広まっていったようです。

現在では道明寺粉は高く、餅米で代用されるのが一般的なようです。

関東vs関西、桜餅の起源はどっち?

出典: http://news.livedoor.com

関東の長命寺と関西の道明寺、どちらも桜餅と呼びますが偶然同じ名前がついた訳ではありません。
いったいどちらが桜餅の起源なのでしょうか?

実は、桜餅の起源は関東と言われています。
江戸で人気があった桜餅・長命寺が関西に伝わる過程で、道明寺粉が使われるようになったのが、関西の桜餅である道明寺の始まりです。
今では調理法すら違いますが、元は2つの桜餅は同じ食べ物であったようです。

あなたは食べる派?食べない派?桜餅の葉をどうするか

出典: http://bubuchademo.blog.fc2.com

桜餅に巻いてある桜の葉は食べるべきか否か。
これに関しては正解はありません。
ネット上などで意見を見てもどちらの人もいるようですし、お店で尋ねても「どちらでも構わない」というケースが多いようです。

桜餅に巻いてある理由としては、桜の葉はとても良い香りがするので香り付けのためと、餅自体の乾燥を防ぐためです。
塩漬けされていることで、桜餅の表面に塩味がつく効果もあります。

この香りはクリマンという成分に由来するのですが、このクリマンは肝毒という副作用があります。
桜餅を極端に沢山食べ過ぎると身体に良くないかもしれませんが、数個程度の少量であれば特に問題はないようです。

関東と関西、それぞれの桜餅の作り方は?

次に関東風と関西風、の実際の桜餅の作り方をそれぞれ紹介していきます。
動画のリンクも記載しますので、作る時の参考にしてください。

関東風桜餅・長命寺の作り方

まず、桜餅に必要な材料を紹介していきます。
【材料】
・白玉粉
・水
・薄力粉(小麦粉)
・砂糖
・こし餡
・サラダ油
・桜の花の塩漬け
・食紅

次に作り方を紹介していきます。

①桜葉を水洗いしてから、水気を切っておく
②こし餡を丸める
③白玉粉に水を少し加えて混ぜながら、泡立て器で攪拌する
④水で溶いた食紅を加え、赤みを付ける
⑤砂糖に薄力粉を加える
⑥フライパンに生地を楕円形にのばして焼く
⑦生地が焼けたら冷やしておく
⑧生地に餡を包む
⑨桜の花の塩漬けを飾って完成


関西風桜餅・道明寺の作り方

【材料】
・桜の葉
・水
・道明寺粉(餅米)
・砂糖
・食紅
・あんこ


①桜の葉を塩漬けにする
②塩漬けにした桜の葉を流水で洗い、水に30分ほど漬けて塩抜きし、水気を取り除く
③耐熱ボウルに道明寺粉(餅米)、砂糖、水、食紅を入れて混ぜる。
④ラップをして電子レンジで加熱する
⑤攪拌してから再びレンジで加熱する
⑥15分ほど放置する
⑦あんこを用意し、丸めておく
⑧生地をラップの上に取り出し、こねる
⑨生地を円盤状に広げてあんこを包む
⑩桜の葉が裏側になるように包んで、完成

まとめ

出典: http://bubuchademo.blog.fc2.com

関東と関西の桜餅の違い、いかがだったでしょうか。
このように名前は同じ桜餅でも、材料から調理法まで違い、別の種類の食べ物といっても良いかもしれませんね。
どちらかしか知らない人にもう一方の桜餅を紹介すると、驚かれる事もあります。

どちらの桜餅が美味しいかと言えば、人それぞれ好みの問題となってくるようです。
どちらの桜餅にもそれぞれ古い歴史があります。
もちっとした関西風、どら焼きのような食感の関東風、どちらも桜餅ですが、これを機に、ぜひ食べ比べてみてはいかがでしょうか。

関連するまとめ記事

よく読まれている記事

新井桐戸
新井桐戸

人気の記事

人気のあるまとめランキング

関連する記事

新着一覧

最近公開されたまとめ