【巌流島の戦い】宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘はどっちが勝ったのか?【卑怯者vs耳なし】

「巌流島の戦い」と呼ばれる歴史の史実をご存知ですか? かつて宮本武蔵と佐々木小次郎という二人の剣術に精通したもの同士の戦いが、山口県の関門海峡に浮かぶ巌流島と呼ばれる島にてありました。のちに語り継がれる宮本武蔵と佐々木小次郎の戦いの真実を紐解いてゆきます。

【巌流島の戦い】宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘はどっちが勝ったのか?【卑怯者vs耳なし】のイメージ

目次

  1. 「巌流島の戦い」とは
  2. 小さな島での史実「巌流島の戦い」
  3. 「巌流島の戦い」の行方 宮本武蔵VS佐々木小次郎
  4. 巌流島の戦いを制した宮本武蔵のその強さ
  5. 宮本武蔵は凄く身体能力が高かった??
  6. 「巌流島の戦い」にて没した「佐々木小次郎」とは??
  7. 佐々木小次郎は耳が聞こえなかった??
  8. 巌流島の戦いを宮本武蔵は卑怯な手で勝った??
  9. 宮本武蔵は本当は巌流島の戦いに遅刻をしていない??
  10. 宮本武蔵の兵法化としての一面
  11. 「巌流島の戦い」宮本武蔵と佐々木小次郎 まとめ

「巌流島の戦い」とは

剣豪「宮本武蔵」と「佐々木小次郎」戦いの舞台となったその島「巌流島」

出典: http://www.oidemase.or.jp

「巌流島」とは、山口県の下関市、関門海峡に浮かぶ小さな島です。別名、「船島」ともよばれ、人が住んでいない島です。かつてこの場所で、のちの歴史に語り継がれる世紀の大決闘、「巌流島の戦い」が行われました。ちなみにその島は、無人島ではありますが、観光地として人が訪れることが出来るようになっているようです。直行便が毎日往来しているようで、興味がある方はぜひ足を運んでみては如何でしょうか??

小さな島での史実「巌流島の戦い」

出典: http://www.bs-tbs.co.jp

「巌流島の戦い」が起こった時期に関しては、いろいろと諸説があり、はっきりとしたことは定かではないようです。現在まで語られるようになったこの決闘は「宮本武蔵」と「佐々木小次郎」という二人の実在した武士によって繰り広げられました。どちらも剣術において、優れた実力を持った人物とされています。この剣術に精通した二人の決闘がどのような結末を持って幕が下ろされたのでしょうか??

出典: http://kissmanga.com

その決闘は現代にいたるまで歴史の出来事として伝えられています。いろいろと逸話が混ざって伝えられたりしているがゆえいろいろとその真実の話についてはいろいろと説が上がりますが、現代においても歴史的決闘をモデルにマンガ作品が親しまれていたりと、しっかりと後々まで語られているようです。

「巌流島の戦い」の行方 宮本武蔵VS佐々木小次郎

「佐々木小次郎」堕つ・・・

「巌流島の戦い」に関しては、その伝記は様々なものが残っていますが、いろいろと諸説があるようで、はっきりと明確に分かっていないところがあります。ですが、どちらが勝ったのか、その決闘の行方に関しては、「宮本武蔵」がその戦いの勝者として語られています。宮本武蔵の勝利を確信した決め台詞、「小次郎敗れたり」は有名ですね。決闘に敗れた「佐々木小次郎」はこの決戦の場にて討死。そしてその名前は、後々までかたれれる巌流島の名前の由来となりました。(佐々木小次郎は佐々木巌流とも名乗っていた。)

出典: http://japanworld.info

「宮本武蔵」と「佐々木小次郎」の決闘の様子を描いた絵です。絵の左側の刀を持った人物が「佐々木小次郎」で右側の何やら描かれ方がシンプルな刀を持った武士が宮本武蔵」です。伝記によると佐々木小次郎は一般的な刀を用いて決闘に臨んだのに対し、「宮本武蔵」は直前に自らの手で切り出したお手製の木刀でもって戦いに挑んだようです。木刀でもって刀に挑むのは、かなりのハンディキャップがあるように思われますが、そのハンディキャップをものともせずに「宮本武蔵」はこの決闘を制したようです。勝利した「宮本武蔵」は、かなりの手練れだったようですね。

巌流島の戦いを制した宮本武蔵のその強さ

歴史上の人物の中で、優れた剣術の達人といえば、真っ先に宮本武蔵の名が出てきます。その強さたるゆえんは、今に伝わる様々な伝記の中でもたびたび記されているようです。関ケ原でも戦った説もある武蔵。ここまで語り継がれる伝説の剣術化「宮本武蔵」とはどのような人物だったのでしょうか??歴史上の伝記に記されている宮本武蔵の特徴から、その強さの秘密を考察していきましょう。
 

出典: http://goodstory.biz

今に残る様々な「宮本武蔵」の写真を見てみますと、かなり力強い人物像として描かれていることが多いです。ただ、あまり洗練された様子はなく、「佐々木小次郎」と比べるとどちらかというと無骨さを感じさせる様子を感じさせます。この時代においての身分の違いにいよるものなのでしょうか??

出典: http://kuzure.but.jp

板垣圭介作の刃牙道にも宮本武蔵が登場します。漫画では主人公たちを圧倒する強キャラクターとして登場し、圧倒的な実力を見せています。

宮本武蔵は凄く身体能力が高かった??

出典: http://travelvolunteerblog.net

歴史上の数ある文献の中にある宮本武蔵のプロフィールをまとめると、じつは宮本武蔵は実に体格に恵まれた大男だったことが記されています。それが、彼の強さの理由の一つなのでしょうか??
数ある情報をまとめてみますと、身長は6尺あったとも言われています。1尺がおよそ30センチなので、その身長はおよそ180センチ!宮本武蔵が生存していた江戸時代初期のころの平均的な男性の身長は、160センチもなかったとされていますので、それと比べたら当時の人間より頭一つ以上抜きんでた身長だったことがわかります。そのほかにも、視力が現代の基準でいう4.0くらいあったとか、体重も80キロほどで握力も異常に強かったなど、もはや伝説が独り歩きしたような情報もあるようです。木刀でもって相手を撲殺できたのも、もしかしたらかれの鍛え上げられた肉体??があったからこそのものなのかもしれません。

「巌流島の戦い」にて没した「佐々木小次郎」とは??

実は謎に包まれた人物「佐々木小次郎」

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佐々木小次郎とは、宮本武蔵のいた時代と同時期に存在した剣術家、兵法家です。
宮本武蔵は歴史上の文献の中で比較的多くの情報が残っているのに対し、佐々木小次郎についての情報はあまり文献として残っておらず、その人物像が武蔵ほどはっきりとわかっていないようです。その名前についてもかつての文献には「巌流」とつづられており、「佐々木小次郎」と名乗られているのは、そこからかなり後年に描かれた文献に書かれた名前だそうです。巌流島での戦いにて、彼の木刀の前に敗れてしまいました。

出典: http://castle-in-spain.at.webry.info

画像は、山口県の岩国市にある佐々木小次郎の銅像です。宮本武蔵と比べると、洗礼された美男子のような人物像でイメージされていることが多いようですが、実際は「巌流島の戦い」があった時には諸説ありますが、50~70歳の老人だったとされているようです。巌流島の戦いのときは、こちらも諸説ありますが宮本武蔵はおそらく30歳以下と推測されており、かなりの年齢差があったと思われます。

佐々木小次郎は耳が聞こえなかった??

聾唖(耳が聞こえず物も語れない)という設定は井上武彦作の「バガボンド」の中だけのもの

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

井上武彦原作のマンガ「バガボンド」に描かれている「佐々木小次郎」は耳の聞こえない剣客として書かれています。ただ耳が聞こえない分、視覚や触覚が非常に優れており、「宮本武蔵」のライバルとして拮抗しうる実力を持つ剣豪です。ただ、実際の歴史上の文献によると、耳が聞こえなかったという情報はどこにもなく、これはマンガの中だけの設定なようですね。

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「バガボンド」の原作となった吉川栄治作の「宮本武蔵」です。この本の中での佐々木小次郎は、耳は普通に聞こえており、決闘の直前も宮本武蔵と会話を交わす場面があったそうです。どうやら「耳が聞こえなかったという」設定は、「バガボンド」の中だけのようですね。

巌流島の戦いを宮本武蔵は卑怯な手で勝った??

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そんな宮本武蔵ですが、「卑怯者」だったとされる諸説があるようです。
「巌流島の戦い」について広くイメージされていることは、宮本武蔵と佐々木小次郎が戦って宮本武蔵が勝利し、対する佐々木小次郎が戦いに敗れて死んだということだと思われます。ところがとある諸説に、宮本武蔵は実際には島に渡る際に弟子数人を引き連れていき、自分との決闘で木刀の一撃にて気を失った佐々木小次郎は、気絶から目覚めたのち弟子たちのリンチにされそれが死因となったとの説もあります。
と、ここまで書くとまだ卑怯という印象は薄いですが、決闘の始まった際から、佐々木小次郎一人に対し宮本武蔵とその弟子たちの複数人で戦ったという説もあるようです。これがもし本当だったら「巌流島の戦い」はとても公平な決戦とは言えず、宮本武蔵のとても卑怯な手腕による作戦勝ちだったともいえます。まあ、生死をかけた戦いともなれば、卑怯も生き残るためなら立派な作戦となりえるのでしょうか・・・

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先述したのは、宮本武蔵が剣術を極めた伝説の武士というものですが、実際は巌流島の戦いにおいての勝利は卑怯な作戦でもってもぎ取った勝利だったのかもしれません。

宮本武蔵は本当は巌流島の戦いに遅刻をしていない??

出典: http://logic-jap-history.seesaa.net

巌流島の戦いにおいて広く知られている話で、宮本武蔵が決闘においてわざと遅刻して向かった結果、その武蔵の遅刻によってイライラした佐々木小次郎がその精神の乱れによるすきを突かれて倒されたという話は有名です。宮本武蔵の遅刻によって精神が不安定になった佐々木小次郎は、そのせいで刀が乱れてしまい、武蔵の木刀の前に敗れたとされています。卑怯とまでは言わないのかもしれませんが、宮本武蔵の兵法化としての一面を垣間見る話ですね。
ですが、歴史の文献は本当はそうは語っておらず、本当は宮本武蔵は遅刻をしていないようです。この遅刻をしたという逸話は先ほど紹介した吉川栄治作の「宮本武蔵」にある描写だそうで、これが世間一般に知れられて今に至るそうですが、この「宮本武蔵」のモデルとなった文献がなんと宮本武蔵の死後130年後に書かれたものなのだそうです。これでは、「遅刻をした」という史実はちょっと信憑性に欠けますね。

出典: http://komainu-dottokomu.seesaa.net

宮本武蔵が遅刻をしたというのはデマという史実を証明するのが、この宮本武蔵の死後9年後に作られた「小倉碑文」です。宮本武蔵を弔うために建てられたこの碑文には、宮本武蔵と佐々木小次郎は両社同時刻に面を合わせたとつづられているそうです。宮本武蔵の死後より近い年に作られたこちらの文献のほうがより信憑性は高いと思われます。どうやら、宮本武蔵が遅刻したというのは、創作である可能性が高いです。

宮本武蔵の兵法化としての一面

弟子を引き連れて戦いに向かったのもすべては「勝利」の為!

出典: http://onlygirl.blog.jp

弟子を引き連れて決戦の地へ向かった挙句、最後のトドメは弟子たちの集団リンチであったり、決戦の地にわざと遅刻をして向かったという逸話があったりとわりと卑怯な面が強調される宮本武蔵ですが、それは、宮本武蔵が兵法家としての一面があったからかもしれません。
兵法家といいますと、戦のような場でいかにして勝利をつかみ取るかを深く吟味し、戦術を練ることが使命です。当然、負ければ自分の立場どころの問題ではなく、命さえ失ってしまうほど失敗は許されないものなのです。それに関しては宮本武蔵はかの関ヶ原の戦いに身を投じたり、自身が29歳になるまでに数々の勝負を制してきたりと、常に命のやり取りの場に身を置いていたわけで、宮本武蔵の強者たるゆえんはその「生存力」だったとも思われます。
宮本武蔵は晩年、「五輪書」というものを書き上げました。剣の道を究めた彼が残した書物は剣術に関してのものではなく兵法に関してのことや、その心構えの在り方ののような記述のほうが強調されているようです。その中には、武士たるものは、カッコよく死ぬことが美学ではなく、泥臭くとも勝利のみをつかまなければならないといった内容の記述もあるようです。だとしたら、彼が佐々木小次郎相手に弟子を引き連れ多人数で挑んだりしたのも、彼なりの信念に基づく戦い方だったのしれません。ですが、命を奪われるかもしれない決戦の場にて、真剣ではなく木刀で挑んだのはどうも解せませんね・・・ ひょっとして刀を帯刀し忘れてしまい、やむを得ず木刀・・・なんてエピソードでもあったのでしょうか?(笑)

出典: http://www.nicoro.co.jp

宮本武蔵が晩年に書き上げた「五輪書」です。それぞれ、「地の書」「水の書」「火の書」「風の書」「空の書」の全五巻から成ります。

「巌流島の戦い」宮本武蔵と佐々木小次郎 まとめ

実は世間のイメージと全く違った宮本武蔵と佐々木小次郎

出典: http://hen-namono.seesaa.net

いかがでしたのでしょうか??
世間では、二人の剣の道を究めた武士の後世に残る決闘と認知されつつも、実はそれは情報がまちまちのまま後年まで語られたが故の空想の産物であり、実際はイメージと正反対のカッコのつかない戦いだったようですね。

出典: http://news-days.blog.so-net.ne.jp

後々まで語られる伝説の強さを持った武士、「宮本武蔵」も実際は決戦の場に弟子を連れ込み汚いやり方を使ってまでも勝ちに固執した卑怯者であったり・・・

出典: https://ameblo.jp

長髪の美青年のイメージが強い佐々木小次郎も実際は巌流島での決闘時は50歳越えのオッサンだったり・・・

やはり現実はそう甘くないようです(笑)
今日に伝わる「巌流島の戦い」を、宮本武蔵や佐々木小次郎が知ったら、どんな反応をするのでしょうか・・・?

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