50年代のファッション集!特徴的なスタイル「ニュールック」が熱い!

現代でも人気があるキュートで華やかな50年代のファッション。クリスチャン・ディオールが発表した「ニュールック」と呼ばれる新しいスタイルのファッションを初め、様々なファッションが流行しました。魅力的な50年代のファッションについて紹介します。

50年代のファッション集!特徴的なスタイル「ニュールック」が熱い!のイメージ

目次

  1. 戦争が終わり華やかなファッションが注目を集めた1950年代
  2. 50年代を代表するファッション!クリスチャン・ディオールのニュールック
  3. ニュールックスタイル集
  4. 50年代に流行したファッションブランド
  5. 50年代のハリウッドスターファッション
  6. アメリカで大人気!ロカビリーファッション
  7. 50年代のメンズファッション
  8. 日本で流行した50年代ファッション
  9. 50年代ロイヤルファッション
  10. 新しい文化と様々な流行が生まれた50年代のファッション

戦争が終わり華やかなファッションが注目を集めた1950年代

1950年代。第二次世界大戦が終わって世界は少しずつ復興してきました。そして抑圧された戦時中の反動から、ファッションにも明るく華やかなものが求められるようになり流行しました。

クリスチャン・ディオールのニュールックを初めとした、新しいスタイルのファッションが次々と生まれた50年代。
多様化の始まりとされる50年代ファッションの魅力を調べてみました。

出典: http://oretattsu.com

ニュールック

50年代を代表するファッションの「ニュールック」
レトロでロマンチックな50年代ファッションは今でも人気のスタイルです。

50年代を代表するファッション!クリスチャン・ディオールのニュールック

1947年、クリスチャン・ディオールのコレクションで発表した「コロール(Corolle、花冠)ライン」の新しいデザインのシルエットファッションが一大センセーションを巻き起こしたのです。

40年代の抑圧されたミリタリー風ファッションから女性を解放したクリスチャン・ディオールの「コロールライン」は平和のシンボルとして多くの人から受け入れられました。

そして、世界初の女性ファッション誌であるハーパーズバザーの編集者であるカーメル・スノウが「ニュールック」だと絶賛したことから「ニュールック」という呼び名が定着することになります。

出典: http://oretattsu.com

クリスチャン・ディオールのニュールック

シンプルで丸みを帯びたトップスに細く絞ったウエスト、ふんわり優しく広がったフレアスカートが「ニュールック」の特徴です。シルエットが数字の8に似ていることから「8(エイト)ライン」とも呼ばれました。

ニュールックで大成功を納めたクリスチャン・ディオールは1950年以降、毎年新しい「ライン」を発表していきました。

1950年「パーティカル・ライン」
1951年「オーバル・ライン」
1952年「シニュアス・ライン」
1953年「チューリップ・ライン」
1954年「Hライン」
1955年「Aライン」「Yライン」
1956年「アロー・ライン」

これらの「ライン」は今でもファッションに取り入れられ多大な影響を与えることになります。

出典: https://sites.google.com

クリスチャン・ディオール

1905年、裕福な実業家の家に生まれたクリスチャン・ディオール。
1928年にアートギャラリーを開設するが世界恐慌の影響で閉鎖、1937年にロベール・ピケの元でファッションデザインの道へ。1946年独立して自身のブランドを立ち上げオートクチュールで不動の地位を獲得する。
1957年心臓発作で死去。

ニュールックスタイル集

50年代を代表するニュールックスタイルのファッションを集めてみました!

出典: http://oretattsu.com

ニュールックスタイル

ベルトで細いウエストを強調し襟付きのトップスとフレアスカートの組み合わせのニュールック

出典: http://oretattsu.com

ニュールックスタイル

贅沢に布地を使ったクリスチャン・ディオール、秋、冬のニュールックスタイルドレスです。

出典: http://inspirebox.nutte.jp

ニュールックのワンピース

細いウエストにフレアスカート。襟付きのトップスで清楚なイメージを持ちつつ広がりのあるスカートで華やさも演出している春らしいニュールックスタイル。
レトロな50年代風ワンピースです。

50年代に流行したファッションブランド

50年代はクリスチャン・ディオール以外にも多くのデザイナーが活躍しました。
ファッションの流行を創造したデザイナー達を紹介します。

ココ・シャネル

孤児院育ちのシャネルは裕福な家庭で育ったクリスチャン・ディオールに反発していたと言われています。
引退していたシャネルがモード界に復帰。女性的であることを全面に押し出したニュールックに対抗して活動的で動きやすいシャネルスーツを発表します。

出典: http://www.elle.co.jp

シャネルのツイードスーツ

1955年に発表されたシャネルスーツは働く女性から圧倒的な支持を受けました。

ピエール・カルダン

アバンギャルドなファッションが特徴的なピエール・カルダン。

日本に積極的に進出したファッション・デザイナーでした。

出典: http://www.elle.co.jp

ピエール・カルダンのバブルドレス

1954年にバブル・ドレスを発表。前衛的なデザインで注目を集めました。

ユベール・ド・ジバンシィ

1952年に設立されたジバンシィ。
服の他にも香水やアクセサリーも展開しているブランドです。
オードリー・ヘプバーンが映画で着用していたのがジバンシィデザインの衣装でした。

出典: http://harpersbazaar.jp

ジバンシィスーツ

50年代のハリウッドスターファッション

50年代はハリウッドが最も輝いていた時代だと言えるかも知れません。
夢と憧れの存在だったハリウッドスター達はファッションアイコンとして多くの人に影響を与えました。

オードリー・ヘプバーン

今でも日本の女性に絶大なる人気を誇るオードリー・ヘプバーン。
彼女の髪型や清楚なニュールックスタイルのワンピースは多くの女性の憧れです。

しっかりした眉に赤い口紅、オードリー・ヘプバーンのメイクも人気でした。

出典: http://www.geocities.jp

オードリー・ヘプバーン

映画「麗しのサブリナ」でオードリー・ヘプバーンがはいていた7~8分丈のスリムなパンツのことを「サブリナパンツ」と呼ぶようになりました。

マリリン・モンロー

アメリカのセックスシンボルとして一世を風靡したマリリン・モンロー。
胸を強調した衣装だけではなくメイクやヘアスタイル、そして普段着のキュートなコーデは注目の的でした。

出典: http://ellegirl.jp

マリリン・モンロー

ストレートジーンズをラフに着こなすマリリン・モンロー
赤いバンダナ柄のシャツにメイクも赤い口紅を合わせています。

ブリジット・バルドー

フランスのマリリン・モンローとも言われたブリジット・バルドー。50年代から活躍した女優であり、歌手でもあります。
恋多き女性のイメージもありますが、シンプルでありながら可愛らしさと色気を両立させたファッションスタイルやメイクも彼女の魅力です。

出典: http://www.elle.co.jp

ブリジット・バルドー

細く絞ったウエストにギンガムチェックのフレアスカートはまさに50年代ファッション。ブリジット・バルドーはファッションアイコンとして多くの注目を集めました。

ジェームズ・ディーン

1995年公開「エデンの東」と、理由無き反抗(1955年)で主演し、ジャイアンツ(1956年)で準主役。アカデミー賞にノミネートされるなど、一気にハリウッドスターに登り詰めたジェームズ・ディーン。しかし、「ジャイアンツ」撮影終了して一週間後に自動車事故で亡くなりました。

実質的にスターだった期間は1年ほどと、とても短いものでした。

出典: http://summaars.net

ジーンズとジェームズ・ディーン

アメリカンカジュアルの原点とも言える白いTシャツにジーンズ。今でもメンズ定番のスタイルはジェームズディーンから始まりました。

アメリカで大人気!ロカビリーファッション

50年代は音楽文化がファッションに影響を与えることもありました。

アメリカで流行したロカビリーは瞬く間に世界の若者に受け入れられ、ロカビリーファッションも流行することになります。

リーゼントにスポーツジャケットや革ジャン、そしてバンダナやブーツなどのアイテムがロカビリーファッションのマストアイテムです。

出典: http://d.hatena.ne.jp

ロカビリー

50年代にアメリカ南部で、黒人と白人音楽の融合から生まれた音楽。
ロックンロールとヒルビリー、カントリーを合わせて「ロカビリー」と呼びました。

ロカビリーの第一人者、エルビス・プレスリー

ヘアスタイルはダックテール(リーゼント)、胸元を開けた開襟シャツに黒いパンツスタイル。50年代、アメリカの若者はエルヴィス・プレスリーのファッションをまねることが流行していました。

出典: http://onishishi.exblog.jp

エルヴィス・プレスリー

アメリカ、ミシシッピ州生まれ。50年代にロカビリーの創始者の一人とされる。
貧しい家庭環境からスーパースターに登り詰めたアメリカンドリームの体現者として憧れの存在でした。

50年代のメンズファッション

女性のファッションではニュールックなどの一大ムーブメントがおこり、フレアスカートなどが流行しましたが、メンズファッションではどんな特徴があったのでしょうか。

50年代の特徴的なメンズファッションを見てみましょう。

メンズの定番アイテム、ギャバジンジャンパー

ロカビリー音楽の影響でスポーツジャケットであるギャバジャンが流行りました。

レトロファッションでも人気のジャケットです。

出典: http://d.hatena.ne.jp

ギャバジャン

絣(かすり)柄のリバーシブルギャバジャン。レトロな50年代メンズファッションの代表的なアイテムです。

太陽族のマストアイテム、アロハシャツ

50年代の日本(昭和30年頃)では男性の間では太陽族が流行してアロハシャツが人気になり夏の定番アイテムになりました。

出典: http://www.waku2.com

和柄のアロハシャツ

日本の着物をシャツに仕立て直したハワイ発祥の開襟シャツ。和柄の他にもハワイらしいトロピカルな柄もあり、生地の素材も絹、綿、レーヨン、ポリエステルなど多種多様です。

写真のレトロなアロハシャツは定番のモチーフである金魚柄。和柄には金魚の他にも鯉や虎、鶏などもあります。

日本で流行した50年代ファッション

50年代(昭和30年頃)は日本も復興して、みんなが豊かさを求めた時代です。

戦後はアメリカの影響が強く、ファッションやメイクもアメリカのものが多く取り入れられるようになりました。
ウエストを細くしぼったワンピースや細身のパンツスタイルも50年代当時の特徴です。

出典: https://renote.jp

昭和のレトロな雰囲気がよくわかる雑誌の1ページ。海外の影響を受けて日本でもカラフルなファッションが見られるようになりました。
昭和の女性のメイクもアメリカの影響が感じられます。

日本でもニュールックスタイルのワンピースは人気でした。

50年代ロイヤルファッション

50年代はロイヤルファッションが注目を集めた年代でもありました。

1956年、アメリカやヨーロッパでは人気絶頂だったグレース・ケリーがモナコ大公レーニエ3世との結婚により女優を引退して大公妃となります。

日本では昭和34年(1959年)に明仁親王殿下と美智子様が御成婚されました。

それぞれのファッションも注目を集め、話題になりました。

グレース・ケリー

気品ある美しさから「クールビューティー」と称されたグレース・ケリー。
同時代のマリリン・モンローとは対照的な女優でした。

出典: http://www.elle.co.jp

ウエスタン風のニュールックスタイルワンピースを着こなすグレース・ケリー。
帽子とベルトがアクセントになって、グレースの気品あるたたずまいが特徴的なファッションです。

美智子妃殿下

当時の皇太子殿下との「テニスコートの恋」からミッチーブームが巻き起こります。

美智子様の上品で清楚なファッションは女性達の憧れの的となり、ヘアバンドもミッチーバンドと呼ばれるようになりました。

出典: http://2chinfo.blog88.fc2.com

上品なメイクとヘアバンドが特徴の美智子様

新しい文化と様々な流行が生まれた50年代のファッション

出典: https://renote.jp

昭和30年代はニュールックスタイルのワンピースや裾の広がったスカートが人気でした。

レトロファッションとして人気の50年代。ニュールックを初めとした新しいファッションが花開いた時代でもあります。戦争で抑圧された40年代と、保守的な考えに反発してヒッピー文化が生まれる混沌の60年代に挟まれた50年代は、古き良き時代だったと言えるのかも知れません。

日本でも昭和レトロなエッセンスと取り入れたニュールックスタイルのワンピースやメイクがリバイバルで流行しています。

清楚でキュートな50年代(昭和30年代)ファッションはこれからも注目されるのではないでしょうか!

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