通勤時間の平均はどのくらい?時間が長いのは車or電車?理想や限界は?のイメージ

通勤時間の平均はどのくらい?時間が長いのは車or電車?理想や限界は?

理想の通勤時間や平均通勤時間について普段は気にしない人が多いといいます。通勤時間が長いとストレスや疲労の蓄積や離職の原因になることは科学的に証明されています。通勤時間の平均、理想の通勤時間、通勤時間の長い短いなどについて解説していきます。

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長いor短い?主要各都市の通勤時間の平均は?

出典: http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2014/003778.php

一般的に通勤時間の平均はどのくらいなのでしょうか。
通勤時間の平均については、関東圏か関西圏か、車通勤か電車通勤かなど移動手段や地域によっても違いはありますが、多くの場合、電車で通勤・通学する人の約半数以上が、片道1時間・往復で2時間以上かけて通勤や通学をしているようです。

インターネット調査会社のマクロミルがこのほど実施した、東京都内、大阪府内へ電車で通勤・通学する人を対象にした調査で、東京都内に電車で通う東京・神奈川・千葉・埼玉の1000人、同じく大阪府内に電車で通う大阪・京都・奈良・兵庫の1000人を対象に、9月30日・10月1日に実施。通勤・通学時間が片道1時間を超えると答えた人の割合は、東京の場合が55%、大阪の場合が45.3%だった。

皆さんはこれを「長い」と思うでしょうか、それとも「当たり前」と捉えるでしょうか。

通勤時間の削減でライフスタイルの選択肢が増える

出典: http://haken-saiyou.com/tanjikanhaknkibouriyu/

長時間の通勤でストレスをためてしまうと、仕事でも集中力がなくなりミスを繰り返すなど様々な支障が出ます。あまりにもミスやトラブルが増えると、休職や離職などといったことも脳裏をよぎるものです。
しかし、そこまで追い詰められているならばいっそのこと、通勤時間を削減してみてはいかがでしょうか。
日本ではこれまで、仕事の中心は東京、大阪、名古屋などをはじめとする都市部に集中しがちでしたが、近年は本社機能を地方に分散する会社も増えてきています。
首都圏は利便性や交通アクセスの面で優れている面もありますが、地価や物価の高騰などもあり、もはやかつてほどの魅力はなくなりました。
ともすると、私たちは「通勤時間が長いので会社を辞める」というのは転職理由として弱いと捉えがちですが思い切って「通勤時間を短くして仕事に集中し、最高のパフォーマンスを発揮したい」という発想に転換しましょう。
通勤時間に限らずストレスをためると仕事に全力投球できなくなり、仕事の質が落ちてしまいます。
しかし、仕事の質を問題にするなら通勤距離を減らすのも選択肢のひとつです。
そればかりか通勤時間を削減することで、プライベートの時間を捻出することもできます。
1時間、ともすれば2時間にもおよぶ通勤時間を1分でも削減することで、それまで家に帰ったら寝るだけだった人生が、少しずつ変わっていきます。

満員電車での通勤時間が長いと…

満員電車で新聞を読んだり読書をしたり集中して物事を考えるには不向きだと言われています。
朝、目覚めた瞬間にアイデアが思い浮かぶことは多くあります。
夜寝る前に脳にテーマを与えておくと、寝ている間も脳が考えているためです。
これは脳科学的にも立証されていることで、潜在意識のとても重要な使い方です。
ですから、目覚めてからなるべく早いうちにアイデアを形にしないと勿体ないのです。
しかし、自宅からオフィスまで出勤する場合、通勤時間が長ければ長いほどアイデアを形にする時間が減っていきます。
時として、通勤時の混雑やノイズは雑念や脳の混乱を生み、せっかく浮かんだアイデアが霧散したり、あるいは忘れてしまったりします。
アイデアが一度霧散してしまうと、再び思い出すのは至難の業で「あの時のアレ、何だったっけなぁ~……」と、そのまま二度と思い出せないことも珍しくありません。
アイデアで勝負している人は特にそうですが、自らアイデアを消してしまっては元も子もありません。
通勤時にアイデアを書き留めるためにメモを取ったりするのは一苦労です。
アイデアが浮かんだときは、メモ帳やスマホのリマインダー機能を使うなりして、なるべく早いうちに形にしましょう。

通勤時間を短縮するデメリット

通勤時間が短いことで、問題が起きた時にもすぐに対応することができたり、少しの朝寝坊でも遅刻せずに済むなど様々なメリットがあります。
しかし、通勤時間が短いことが何から何まで良いこと尽くめというわけではありません。
極端に通勤時間が短いことで様々な問題もあります。
具体的に、通勤時間が短いことでどういった問題が起こり得るのでしょうか。

時間にルーズになる

出典: http://and-plus.net/be_late/

これは意識的な問題ですが、自宅から職場までが近いという恵まれた環境に身を置いてしまうと「すぐに出社できる」という慢心を生み、朝家を出るのが日に日に遅くなっていきます。
職場までの距離が近ければ近いほど油断して、ぐずぐずと朝のニュースを見ているうちにどんどん時間を消費していき、気付けば「出社まであとわずか」というギリギリの状態になりかねません。
長時間通勤の経験がなかったり、長年の短時間通勤に慣れてしまっている人ほど直面しがちな問題かもしれません。

身だしなみが適当になる

出典: http://dlivenet.blog76.fc2.com/blog-entry-675.html

通勤時間が短い人ほど帰宅途中で寄り道する機会がどんどん減っていったという報告もあります。
それに伴い、買物などで服や身だしなみに関してお金を使うことも減ります。
節約の面ではいいことかもしれませんが、それだけ身なりに無頓着になっていくということです。
長いあいだ市街地に出ていない期間が続くと、人目を意識したり、周囲からの刺激を受ける機会が減っていきます。
そんな生活を続けていると、世間で起きている事象や季節の移り変わりににも愚鈍になってしまいがちです。
また、家が近いと「すぐに帰ることができる」という意識が先立って、忘れ物なども増えていくケースもあります。

残業や休日出勤が増える

出典: http://www.mag2.com/p/news/31246

最終電車を気にしなくていいというのは、関東であろうが関西であろうが居住地に限らず自宅から職場までの距離が近い人の特権のようなものですが、こういった環境では図らずとも慢性的な残業が発生したり、休日出勤が増えがちな傾向にあるようです。

オンとオフの切り替えがうまくいかなくなる

出典: https://smartlog.jp/33894

短時間通勤の生活での問題は、一言で言えばオンとオフとの切り替えができていないことです。
仕事とプライベートの境目がないので忘れ物をするようになり、身なりに無頓着になり、仕事モードを自宅まで持ち込んでしまうので休日でもダラダラと仕事をしてしまうのです。
一度行動様式が固定化されてしまうと、日々の生活が平坦なものになっていってしまいます。
こういった問題を解決するためには「ここまでは仕事だけれど、ここからはプライベート」と線引きをし、オンとオフの領域を明確にすることが大切です。

理想の通勤時間と首都圏の通勤事情

出典: http://kingofwallpapers.com/35.html

日々の通勤時間は一日単位で見るとそれほど大した時間にないように思えますが、毎日1時間や2時間の通勤時間も長年の積み重ねで膨大な時間となります。
特に関東圏や関西圏などはじめ都市部に住む通勤客の中には通勤時間を1分でも短縮したいと考えている人も多いでしょう。
しかしながら、前述のように通勤時間は長すぎても短すぎても、それはそれで問題です。
理想の通勤時間とは、どれぐらいがベストなのでしょうか。

不動産情報サイト「at home」が調査した結果、理想の通勤時間は35分、しかし実際は平均58分かけて通勤しているようです。

35分という具体的な数値を見ると思わず納得してしまう人も多いのではないでしょうか。
多くの人にとっては往復1時間という通勤時間は長過ぎず短過ぎずで、理想と感じる人が多いようです。

2時間どころじゃない⁉通勤時間の限界は?

出典: http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/lite/image/41849408

不動産情報サイト「at home」が1都3県在住、住宅を購入して5年以内、都内に勤務している子持ちのサラリーマンに、通勤に関する実態調査を行ったところ、通勤時間の限界は2時間どころか86分ということが明らかになりました。

通勤時間の限界は平均86分、現在の通勤時間が80分未満の人は現在の通勤時間+30分が限界のようです。現在の通勤時間が80~100分の人は+20分が限界、100分以上の人は+10分、すでに通勤に時間がかかっている人はもう限界に近いようです。

出典: http://www.innovations-i.com/column/servcorp/2.html

通勤時の満員電車は時間の長さも問題ですが混雑度も問題です。パーソナルスペースを犯される満員電車では見知らぬ人が傍にいるせいで常にアドレナリンを放出してストレスをためてしまいます。
通勤時間が長いほどアドレナリンの放出時間が長く、長時間電車に乗って通勤・通学をしている人は、満員電車に乗ることで無駄なエネルギーが吸い取られてしまい、結果として学校や職場で仕事や勉強に身が入らなくなってしまう人も多いといいます。

どれがベスト?通勤時の様々な移動手段

出典: http://www.ryugaku-voice.com/seikatsu/holiday/de-yh_transport.html

さて、数ある通勤手段の中でもっとも最適な移動手段はどれでしょうか。
ひとつひとつ考察していきましょう。

自宅から職場や学校までは、様々な通勤手段が考えられます。
徒歩・自転車・バイク・原付・自動車・バス・電車などの移動手段が、単独か、もしくは組み合わせで用いられます。
まず、通勤手段の中で最も多い車通勤に関してですが、車の運転はストレスを生みます。渋滞などで遅刻するのではないかという不安や焦燥感もさることながら、近年では研究者たちの不断の調査によって、車通勤時におけるあらゆるストレスが発見されているようです。

マクギル大学の研究チームが発表したTransportation Researchという論文で、「徒歩」「交通機関」「自動車」の通勤方法でどれが一番ストレスを感じるのかが記述されています。 この論文ではカナダ・モントリオール市のマクギル大学に通勤、または通学する約4,000人を対象に行われた調査について書かれており、大変興味深い結果が出ています。 冬深いモントリオールで行われた調査でしたが、徒歩で通勤・通学している人たちが一番ストレスを感じていなかったそう。2番目にストレスがない方法だったのが交通機関。そして交通機関を使った人たちも、通勤・通学で一番楽しかったのは電車の駅やバス停までの徒歩の間だったという調査結果。

車通勤がずば抜けて一番ストレスになる理由としては、何か起こった場合を想定して時間の余裕を見て先々の予定を立てなければならないことなどが挙げられています。
また、ストレス以外にも車通勤は健康にも悪いとされ、長い距離を運転する人ほど持久力は低く、血圧とBMIも高くなる傾向にあるようです。

カリフォルニア大学アーバイン校の研究者Raymond Novacoさんが、通勤と健康についての研究をまとめたものがあります。例えば、1998年にフロリダの科学者Steven M. WhiteさんとJames Rottonさんの二人が、通勤が血圧と心拍数にどのような影響があるかというテストをおこないました。被験者にランダムで通方法を割り当てて、自己選択の質問をしないようにしました。そして、運転をした人たちの血圧と心拍数がものすごく上がっていること、バスを使った人たちよりフラストレーションの耐性が低いということがわかったそうです。

毎朝の車通勤など長期間の運転によってストレスが増えるだけでなく、他者を信頼しようとする気持ちを失い、ついには社会やコミュニティに属さなくなるケースも見られるようです。

最近スウェーデンで2万1000人を対象に行われた調査では、車通勤する人はイベント、家族の集まりにあまり参加しないなど社交性が低く、他の人を信頼する気持ちも低いという結果が出たそうです。逆に、歩いたり、自転車に乗ったり、交通機関を使って通勤する人は社交性が高く、人を信頼する気持ちが高いんだそう。

出典: https://www.eidaihouse.com/support/column/146/

持ち前の利便性と引き換えに、車の運転中は常に死と隣り合わせ。脳と体は過度の緊張状態に晒されています。
健康面に関して不安があったり上記のような兆候が少しでも確認される運転者の皆様に「今後一切の車通勤をやめろ」とまで言うつもりは毛頭ありません。
しかし、優良ドライバーとして快適な自動車ライフを継続するためにも、一時的に徒歩+公共交通機関での通勤や自転車通勤に切り替えてみるのも得策かもしれません。

まとめ ~通勤時の過ごし方が人生のレールの分岐点になる~

出典: http://josei-bigaku.jp/lifestyle/

関東圏であっても、関西圏であっても、日本全国通津浦々、通勤時間に不平・不満がある人は多いと思いますが、住居や職場を変えることはそう簡単なことではありませんし非現実的です。
通勤は仕事場と自宅を繋ぐ大切な時間。
必ずしも仕事のためだけに費やされるべきではありません。
まずは、自身の通勤時間のどこでオンとオフを切り替えるのかを決めることで、通勤時間に何をして過ごせば1日の時間を有効活用できるのか糸口や解決策が必ず見えてきます。
通勤時間の長短に関わらず、それぞれが快適な一日を過ごせるよう心掛けたいものです。

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