加湿器のカビの掃除は?クエン酸で臭い予防や対策!取り損ないで病気に?のイメージ

加湿器のカビの掃除は?クエン酸で臭い予防や対策!取り損ないで病気に?

乾燥する季節の必需品である加湿器。便利ですが掃除を怠るとカビの発生や病気の原因になってしまいます。加湿器によるカビや病気の発生を防ぐためクエン酸による掃除が有効です。クエン酸はドラッグストアや家電量販店で入手できるので、普段から加湿器のお手入れをしましょう!2017年08月20日更新

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加湿器のお手入れは必要!怠けると雑菌やカビの温床に・・・

乾燥する冬の季節、部屋の乾燥を防ぎ、のどや鼻の粘膜を守るためにも加湿器を利用している方も多いと思います。

しかし、加湿器のお手入れを怠ると、加湿器自体にカビなどの菌が繁殖し、カゼ対策どころか、カビなどの菌を部屋中にまき散らしてしまうことになりかねません。

また、雑菌が繁殖すると「加湿器の蒸気が臭い・・・」など臭いの原因となります。加湿器内にカビが繁殖しないよう、定期的にお手入れをし水垢や汚れを落としておくことが必要です。

加湿器のお手入れと言ってもどのように行えばよいかわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、加湿器のタイプ別の特徴を見ながら、どのようなお手入れが必要が見ていきたいと思います。

最悪の場合死亡例も・・・加湿器のカビや雑菌が原因の病気

「そうは言っても、加湿器はそう簡単にはカビないよ」
「ずっと使っていればカビないから大丈夫」
と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、年中湿気にさらされる風呂場がそうであるように、加湿器内も使用し続けると湿気にさらされます。そんな状況でお手入れをせずに「カビない」ということはないのです。

国立感染症研究所によると、2007年10月に新潟市でレジオネラ症で死亡した60歳の男性から、家庭用超音波加湿器に発生した菌と同一の菌が確認され、加湿器が感染源であることがわかりました。

また、「加湿器病」と呼ばれる加湿器に繁殖した菌が原因の過敏性肺臓炎や気管支炎などの病気も報告されています。

加湿器自体は乾燥を防ぎ、カゼなどを予防するのに効果がありますが、「カビないから大丈夫」と過信し、単に加湿器の掃除やお手入れを怠っていただけで予防どころか、かえって病気になってしまうという恐ろしい事態になりかねません。

気管支炎とはどんな病気なの?

では、加湿器によって引き起こされる気管支炎とはどのような病気なのでしょうか。

気管支炎には大きく分けて2つあり、1つは「急性気管支炎」、もう1つは「慢性気管支炎」があります。

急性気管支炎は、主に細菌やウイルスが粘膜に付着することで引き起こされる気管支炎で、一方、慢性気管支炎は、喫煙や大気汚染などが原因で引き起こされる病気とされています。

気管支炎の症状としては、咳、発熱などカゼに似た症状を出しますが、特に呼吸が苦しくなり、水分が取れない状態になるので、そのような症状が出たら気管支炎を疑った方がいいです。

なお、言うまでもありませんが、自己判断せず医療機関を受診し適切な治療を受けることが最善の治療方法です。

加湿器の種類と特徴を知って自分に合った加湿器を

加湿器には加湿方式によって加湿力や電気代などが大きく異なります。また、その加湿方法によっては、雑菌が繁殖しにくかったり、逆に繁殖しやすいものもあります。ここでは、それぞれの加湿方式の特徴についてみていきたいと思います。

加熱式(スチーム式)

加熱式(スチーム式)と呼ばれる加湿器は、ヒーターや電熱器で水を沸騰させて蒸気にして加湿する方式のものです。
≪メリット≫
・加湿力が高く即効力がある
・水を沸騰させているのでカビなどの菌が繁殖しにくい
≪デメリット≫
・他の方式の加湿器に比べ電気代が高い
・蒸発皿に水垢が貯まるのでこまめな手入れが必要
・万が一の場合、火災の原因になる可能性がある
・蒸気の吹き出し口が熱くなる(やけどの危険)
・水が沸騰する音がする

超音波式

超音波式と呼ばれる加湿器は、水を超音波振動によって細かくし、ファンによって噴き出すことで加湿する方式のものです。見た目上は霧吹きの様に出てきます。
≪メリット≫
・他の方式の加湿器に比べ電気代が安い
・ファンのみのため音が気になりにくい
・吹き出し口が熱くならない(やけどの危険がない)
≪デメリット≫
・手入れを怠ると、菌が繁殖しやすい

気化式

気化式と呼ばれる加湿器は、フィルターに水を含ませ、ファンで風を送り込むことで水を気化させて加湿する方式のものです。イメージとしては、洗濯物の部屋干しのような感じです。
≪メリット≫
・他の方式の加湿器に比べ電気代が安い
・吹き出し口が熱くならない(やけどの危険がない)
≪デメリット≫
・定期的に加湿フィルターの交換・手入れが必要
・比較的、加湿力が弱め

ハイブリット式(加熱気化式)

ハイブリット式(加熱気化式)と呼ばれる加湿器は、その名の通り2つの方式を組み合わせたタイプの加湿器です。なお、ハイブリット式には「ヒーター+気化式」のタイプと「ヒーター+超音波式」のタイプがあり、それぞれの方式の中間の性質を持っていると言えます。
また、部屋の状況に応じて加湿方式を切り替えるので、効率が良く省エネタイプの加湿器です。
≪メリット≫
部屋の状況に応じて加湿方式を切り替えられる。省エネ。
超音波式よりは菌が繁殖しにくい。
≪デメリット≫
フィルター使用の場合、フィルターの交換が必要

こまめな掃除で加湿器のカビ予防!

ここまで見てきた通り、それぞれの方式によって菌の繁殖のしやすさの違いがあります。

加熱式が一番菌の繁殖を抑えられ、カビない加湿器と言えますが、水を入れたまま使用せずに放置したりしていると、いくら殺菌できてカビないとはいえ、雑菌などの繁殖はしてしまうでしょう。

つまり、どのタイプでもお手入れが欠かせないということです。

出典: https://flic.kr/p/8bqtfM

また、菌が繁殖していなかったとしても、水道水を繰り返し使用していると、水垢や水道水に含まれるミネラル分がこびりついたりします。

さらにホコリなどもたまって雑菌が繫殖してくると臭いの原因となり、「噴き出してくる蒸気が臭い・・・」ということにもなりかねません。

臭いが発生してわかるならまだいいですが、いつの間にか雑菌が繁殖し、使用し続けていると、知らない間に部屋中に雑菌をまき散らしていたという恐ろしいことにもなりかねませんので、普段から定期的なカビ取り・汚れ取りをしておく必要があります。

「なぜかわからないけど最近咳が出る、調子が悪い」など知らない間に加湿器が原因で病気になってしまった!なんてことにもなってしまいます。

加湿器のカビ掃除にはクエン酸がベスト!

加湿器のお手入れをし、菌を防止するためにはクエン酸が良いとされています。クエン酸はレモンのイメージが強いですが、酸性のため水道水によって加湿器にこびりついてしまったミネラル分を落としたり、カビ取りに役立ちます。

加湿器用の洗剤も販売されているので、こびりついた水垢や汚れを落とし、カビ取りなど徹底的に洗浄したいのであればそれらを使用するのもよいでしょう。

また、クエン酸を使用する場合、漬けおき洗いが一般的です。例えば、気化式の加湿器の場合、フィルターを使用しますが、1~2週間に1度、クエン酸を溶かした水に漬けおき洗いするように推奨されています。

加熱式の場合は蒸発皿に水道水に含まれる成分が付着し、こびりついてしまいますが、このような汚れ落としにもクエン酸は有効です。

加湿器内のタンクの掃除や、加湿器自体の掃除にもクエン酸を溶かした水を使用すれば、殺菌効果や汚れ落としにも有効ですし、何といっても、クエン酸は人体に悪影響を出さないので安全です。

クエン酸の入手方法!家電量販店にもクエン酸は売ってます!

では、カビ防止や水垢を取り、臭いなどを防止するためのクエン酸はどこで入手すればよいのでしょう?

実は、意外と身近に販売していることが多いです。

確かに「クエン酸」という商品名ではなかなか見つけづらいですが、クエン酸は加湿器だけでなく、ポットの水垢などを落としたりするときにも使用するので、家電量販店のポットを販売しているコーナーやドラッグストアなどにも販売していることが多いです。

また、クエン酸自体は体に害を及ぼすことはないですし、殺菌効果もあるので、加湿器の掃除以外にも、普段の部屋掃除などに使用することもできるので経済的です。

加湿器以外の掃除にもクエン酸が役に立つ!

ここまで加湿器にしぼってクエン酸が有効だとみてきましたが、クエン酸は加湿器の掃除だけに有効なわけではありません。

その殺菌力・カビ取りの効果を考えると、お風呂のカビ取りなどにも使用することができます。

それに、クエン酸自体は人体に悪影響を及ぼさないので、テーブルなどのあらゆるところの掃除に有効と言えるでしょう。

ただし、クエン酸はその名の通り酸性の物質なので、アルカリ性のものを溶かす作用があります。物質によっては溶けてしまう場合もあるので、使用する際には素材などを確認して使用するようにしましょう。

クエン酸がないならレモン汁で掃除!?クエン酸がない掃除の応急処置

クエン酸を使って加湿器の掃除やカビの防止、水垢落としをしたくても、近くにクエン酸を買える場所がない・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、レモン汁を使うことで多少の効果は見込めます。なぜなら、クエン酸=レモンというイメージが強いように、レモン汁にもクエン酸は含まれているからです。

しかし、あくまでもクエン酸を使用するのがベストで、レモン汁は応急処置のようなものなので、普段使いにするのは避けた方がよいでしょう。

また、シンク用洗剤にお酢の成分を含んだものがあるように、臭い取りや水垢落としとしてならお酢も有効かもしれませんが、やはり普段使いはやめましょう。

カビ防止だからといって「カビキラー」で加湿器の掃除はダメ!!

ここまで加湿器のカビ予防や水垢・臭い防止についてみてきましたが、「カビを防止して加湿器をカビないようにするならいっそ「カビキラー」を・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、カビキラーなどの強力な洗剤は絶対に使用しないでください。

確かに、カビ取り・カビ防止だけを考えれば強力な洗剤を使うことが一番楽ですし、効果がありますが、万が一薬剤が加湿器内に残っていたまま使用すると、薬剤が溶け込んだ蒸気が部屋中にまき散らされることになります。加湿器内をカビない状態にすることができるかもしれませんが、体にはよくありませんね。

カビなどによる健康被害は防げたとしても、一方で強力な薬剤を吸い込み続けることによる健康被害が発生してしまいます。

それに、強力な洗剤は加湿器自体を痛める危険もありますので、使用するのはおすすめできません。

まとめ:加湿器の清潔を保ち、室内環境を整えましょう!

部屋の湿度を上げ、カゼ予防などに有効な加湿器ですが、掃除などのお手入れを怠っていると、かえって病気の原因となってしまいます。

こまめにお手入れをするのは面倒ですが、加湿器が原因で病気となってしまっては元も子もありません。

現在では、ドラッグストアや家電量販店などで加湿器の洗浄に有効なクエン酸も販売されており、入手しやすくなっています。

ご自身の健康のためにも、日頃から加湿器のお手入れを欠かさずに清潔な状態を保ち、良い室内環境を整えていきましょう!

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