未開の島『北センチネル島』日本軍が制圧を試みた!? センチネル族の実態とは?のイメージ

未開の島『北センチネル島』日本軍が制圧を試みた!? センチネル族の実態とは?

北センチネル島。太古の昔からそこに暮らし、今なお誰からも制圧されずに生活するセンチネル族とは?出回っている写真や動画は本物?日本軍は1942年の『日本軍によるアンダマン・ニコバル諸島の占領』で北センチネル島を制圧した?写真を交えてセンチネル族に迫ります。2017年05月29日更新

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上陸すると問答無用で殺される?未開の島『北センチネル島』に暮らすセンチネル族とは

出典: http://livedoor.blogimg.jp/chaos2ch/imgs/d/4/d40dd691.jpg

嘘かと思われるかもしれませんが、21世紀の今もなお現代文明が及んでいない未開の島が存在します。その名も『北センチネル島』。インド領・アンダマン諸島にひっそりと浮かぶその島に住むのはセンチネル族。
太古の昔から変わらない生活スタイルを続ける彼らは島に上陸する者を問答無用で殺すといわれています。過去には難破船の鉄を回収する集団との間で戦闘も・・・。
しかし、一方では地球上で最も虚弱な存在ともいわれる彼ら。
センチネル族の人口や男女比はどうなっているのか。

ネット上にはセンチネル族に関して、様々なエピソードや画像、動画などが出回っていますが、そこに嘘ややらせはないのでしょうか。
そして、上陸できないのならばグーグルアースやドローンで彼らの生活を覗き見ることはできないのか。センチネル族のことが気になっている方も多いはず。
そんな彼らの実態に迫りたいと思います。

弓矢を構えるセンチネル族【写真】

出典: http://wha2up.com/pickup/sentinelese

センチネル族が太古の昔から暮らす『北センチネル島』は何処にある?

北センチネル島はインド領・ベンガル湾内のアンダマン諸島に位置します。インド領ではありますが、ミャンマーの南部にあるので東南アジアに近い位置と捉えていいかもしれません。気候も他の東南アジアの国々と同様に温暖であると思われます。場所自体はグーグルアースなどで簡単に見ることができます。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%8D%E3%83%AB%E5%B3%B6

アンダマン諸島と北センチネル島の位置関係

赤で示された位置が北センチネル島

グーグルアースで見てみると・・・?【写真】

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%8D%E3%83%AB%E5%B3%B6

北センチネル島の航空写真(NASA)

島の形はほぼ四角。面積は約72km2
航空写真やグーグルアースで見る限り、建物など文化を感じさせるものは確認できません。

「未開の地で上陸できないならグーグルアースで見てみればいいじゃん。」と思いますが、島内はジャングルで囲まれているので、実際にセンチネル族がどのような暮らしをしているかは残念ながらグーグルアースでは見ることはできません。

グーグルアースが無理ならドローンか【北センチネル島/センチネル族】

グーグルアースで上空からセンチネル族の生活を確認できないのなら、やはりドローンを飛ばして島の様子を見てみたくなります。
現代文明から隔離されている彼らの目にはドローンはどのようなものに映るのでしょうか。見たこともない素材でできており、空を飛ぶドローンはまるで異国からの侵略のように映るのではないでしょうか。

過去にセンチネル族はヘリコプターに槍を投げてきたり、矢を放ってきたりしたことがあるそうです。
おそらくドローンにも同様に攻撃を仕掛けてくるのではないでしょうか。
ヘリコプターよりも低い位置を飛ぶと思われるドローンは彼らの攻撃によって近づけないかもしれませんね。

最新技術のドローンをもってしてもセンチネル族の生活を覗き見ることは難しいかもしれません。

センチネル族の人口や男女比は?

北センチネル島に住むセンチネル族の人口は50~400人と言われています。後ほど紹介する動画では子供や女性の姿も見受けられるので、もしかすると意外と人口は多いのかもしれません。しかし、やはり情報が少ないため正確な人口や男女比の特定は難しそうですね。

世界で最も虚弱な存在と言われるのはなぜか

出典: https://cdn.pixabay.com/photo/2016/12/17/10/27/virus-1913183_960_720.jpg

外部の人間を攻撃し寄せ付けない彼らセンチネル族は、世界で最も虚弱な存在とも言われます。
それは長らく小さな島から出ずに生活してきたため、病原菌に対し免疫を持っていないということのようです。
確かに島から一歩も外に出ず、かつ外部の人間を受け入れなければ伝染病などにかかる機会自体がないのかもしれません。
もしかするとインフルエンザのような伝染病で簡単に絶滅してしまう存在なのかもしれませんね。

2006年にインド人2人が殺される事件が発生している【北センチネル島/センチネル族】

2006年、カニの密猟をしていた漁師2人が北センチネル島に漂着してしまい、センチネル族が放った矢で殺されました。
この件を受けインド政府は2人の遺体を回収しにヘリコプターを派遣しましたが、そのヘリコプターにも雨のような矢を放ってくるため、遺体回収を諦めたというエピソードがあります。
そしてこの件は「島が現代社会の一部ではない」という理由により、その後も放置されたままとなっています。
センチネル族との意思の疎通は相当難しいのかもしれません。

弓でヘリコプターを攻撃するセンチネル族【写真】

出典: http://wha2up.com/pickup/sentinelese

日本軍によるアンダマン・ニコバル諸島の占領で北センチネル島は制圧されていた?【日本軍による制圧】

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%96%B9%E4%BD%9C%E6%88%A6

1942年、日本軍はアンダマン・ニコバル諸島の攻略を目標とし、同年3月にアンダマン諸島を、6月にニコバル諸島をそれぞれ占領しました。この際、北センチネル島が日本軍により制圧されるといったことはあったのでしょうか。

センチネル族は日本軍の捕虜となったのか?【日本軍による制圧】

出典: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f6/Japanese_Battleship_Nagato_1944.jpg/1024px-Japanese_Battleship_Nagato_1944.jpg

アンダマン諸島の占領時に捕虜として捕えられたのはイギリス人23人と、インド兵の300人。このことから、北センチネル島は日本軍による占領から免れたようです。
もし日本軍に占領されていたら、センチネル族が大昔から受け継いできた独自の文化が無くなっていたかもしれませんね。

日本軍が降伏した後はイギリス軍が再占領したが・・・【日本軍による制圧】

1945年に日本が連合軍に無条件降伏した後、アンダマン・ニコバル諸島はイギリスが占領することになりました。
しかしイギリスも北センチネル島を占領しなかったようです。小さい島であり、少数の原始的な民族しか住んでいないことから、そもそも日本もイギリスも占領する必要がなかったのかもしれません。

センチネル族は何故今までどの国にも制圧されなかったのか【北センチネル島/センチネル族】

インド領というくらいですから、インド政府やアンダマン諸島の自治政府が管理していると思われますが、実はセンチネル族との接触は一切禁じられています。禁じられているどころか、島周辺5km以内に近づいてはいけないという法律まであるのです。
そのことから彼らセンチネル族との接触は危険であるということがわかりますね。
しかし、前述したように占領するメリット自体がないということから制圧されなかったことも考えられます。

武力で制圧するのは簡単・・・?

出典: https://cdn.pixabay.com/photo/2012/10/25/23/57/submachine-gun-62902_960_720.jpg

北センチネル島に暮らすセンチネル族は50~400人と言われています。
極めて原始的な生活を送る彼らは、画像からもわかるように装備している武器も弓矢や斧などの原始的なもの。
現代の軍事力をもって制圧するのは簡単そうですが、そうしないのは彼らを保護するという意味もありますし、制圧したところで国際社会からは良い顔をされないから、という意味もあるでしょう。

当然ながらセンチネル族の写真・画像・動画は少ない(嘘ややらせも存在する?)

外部との接触が極端に少ないセンチネル族。もちろん画像や動画もほとんど存在していません。また、センチネル族として紹介されている画像・動画の中には、別の少数民族の画像・動画が誤って紹介されているケースがあるようです。
また、少数民族の中には、やらせとまではいかないまでも観光客を相手にする時や撮影の時だけ原始的な服装を着たりする人たちもいるそうなので、画像や動画を見る際には注意が必要かもしれません。

ここでは海外の方がアップしているセンチネル族の動画をご紹介したいと思います。

【動画】船に対し矢を放つセンチネル族【本物?嘘?やらせ?】

【動画】ヤシの実を受け取るセンチネル族【本物?嘘?やらせ?】

【動画】笑顔の女性の姿も。センチネル族に関するドキュメンタリー映像【本物?嘘?やらせ?】

海辺で様子を伺うセンチネル族【写真】

出典: http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/imakitasangyo/20130810/20130810203202.jpg

北センチネル島の近くに難破船が沈没している?【写真】

出典: http://livedoor.4.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/c/b/cb8f6957.jpg

画像中央にうっすら写っているのが難破船と思われます。

北センチネル島の近くで座礁した難破船の画像と思われます。この難破船の乗組員は無事だったのでしょうか・・・。

難破船の鉄などを回収しようとした集団との戦闘

この難破船の鉄などの回収を目的とした武装集団とセンチネル族との間で戦闘が起こり、センチネル族数人が命を落としたと言われています。
この戦闘は1980年代後半~1990年代前半に発生したと言われているので、この事件を境にセンチネル族はより一層外部のものを拒絶し始めたのではないでしょうか。

逆に言えば、この難破船での一件がなければ比較的友好的な関係を築くことができたのではないでしょうか。

まとめ

動画などからもわかるように、恐らくセンチネル族は以前から島に訪れるもの全てを殺すといった存在ではなかったのではないでしょうか。外部の存在に同族の仲間を殺され、以降は接触を断ったと考えるのが自然な気がします。
現代文明が及んでいない少数民族と聞くとどのような生活をしているのか等、気になることがたくさんありますが、彼らは外部の文化との接触を望んでいないようですし、そっとしておくのがいいのかもしれませんね。

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