日曜日の鬱『サザエさん症候群』とは?原因と対策【ブルーマンデー症候群】

日曜日の鬱として知られている「サザエさん症候群」。日常生活に大きな支障をきたすほどまで重症化することもあります。では、このサザエさん症候群に対して我々はどうすればよいのでしょうか?この記事では、サザエさん症候群をきちんと把握して、克服する方法をご紹介します。

日曜日の鬱『サザエさん症候群』とは?原因と対策【ブルーマンデー症候群】のイメージ

目次

  1. 日曜日の鬱『サザエさん症候群』とは?
  2. ちびまる子ちゃんや笑点からもサザエさん症候群(ブルーマンデー症候群)は発生
  3. サザエさん症候群の症状例と原因
  4. サザエさん症候群になりやすい人の例
  5. サザエさん症候群克服のための対策①:平日と休日のギャップを極力小さくする
  6. サザエさん症候群克服のための対策②:趣味を見つける
  7. サザエさん症候群克服のための対策③:意図的に楽しいことを考える
  8. サザエさん症候群克服のための対策④:発生する症状を受け入れる
  9. サザエさん症候群克服のための対策⑤:誰かに話す
  10. サザエさん症候群克服のための対策⑥:不安を鎮めるルーティーンを作る
  11. まとめ

日曜日の鬱『サザエさん症候群』とは?

概要

出典: http://kompei.com

サザエさん症候群とは、日曜日の夕方以降、学業や仕事を月曜に控えた学生や会社員が「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状のことです。
また、週明けだけでなく、年末年始などの長期休暇後の通勤・通学を意識した際の諸症状を指すこともあります。
海外では、同様の症状は「ブルーマンデー症候群 (Blue Monday) 」と呼ばれ、認識されています。

名前の由来

出典: https://sirabee.com

海外ではブルーマンデー症候群と呼ばれるこの症状がわざわざサザエさん症候群と言い換えられている原因は、サザエさんの認知度と放送時間に端を発します。
まず、サザエさんは1969年からフジテレビ系列で放送されている長寿番組であり、且つ視聴率も高いため、幅広い世代に認知されています。
次に、放送時間は日曜日の夕方18時半から19時の30分間であり、この時間以降から、寝支度を整えたり明日の準備を始める人が非常に多いです。また、プロ野球等で番組が休止することも少なく、決まった曜日・時間に放送されています。

出典: http://abc-101-102-103-104.seesaa.net

以上から、日本人にとってサザエさんは「日曜日の象徴」と言っても過言ではありません。
そして、人々に日曜の終わりを意識させ、「明日から学校や会社に行きたくない」という想いを喚起させることによって軽度の鬱病に似た諸症状が発生するため、日本ではこのように呼ばれるようになりました。

ちびまる子ちゃんや笑点からもサザエさん症候群(ブルーマンデー症候群)は発生

出典: http://fukamint.moo.jp

サザエさん症候群(ブルーマンデー症候群)は、サザエさん以外の番組を観ていても発生します。
例えば、ちびまる子ちゃんや笑点です。

ちびまる子ちゃん

出典: https://twitter.com

ちびまる子ちゃんは1990年始めて放送された番組であり、視聴率も高く、子どもからお年寄りまで幅広い層に知られています。
また、ちびまる子ちゃんの放送時間は毎週日曜日の夕方18時から18時30分であり、且つ、特番・プロ野球等で放送がなくなったり放送時間がずれることが比較的少ない傾向にあります。27時間テレビなどの超大型特番があっても、ほかの通常放送番組は休止になるにも関わらず、ちびまる子ちゃんの場合はサザエさんと同様、メインパーソナリティーがゲスト出演するため、休止にならないという特色もあります。

笑点

出典: http://natalie.mu

笑点は1968年始めて放送され、現在まで続く長寿番組です。特にお年寄り世代の視聴者に好まれていますが、若い世代に関しては、小さい頃におじいちゃんおばあちゃんと一緒に笑点を観ていた経験などという人も多く、幅広い世代に認識されている番組であると言えます。
また、笑点の放送時間は少々年代ごとで変わっていますが、大体16時30分から18時の間で放送されています。毎週日曜日に放送されている点は当初から変わっていません。

以上のように、ちびまる子ちゃんと笑点もサザエさんと同様認知度が高く、放送時間も日曜日夕方でほぼ決まっていることから、ブルーマンデー症候群を発生させる原因となり得ます。
よって、ブルーマンデー症候群は「サザエさん症候群」ではなく、「ちびまる子ちゃん症候群」「笑点症候群」と呼ばれることもあります。
また、ちびまる子ちゃんと笑点以外にも、各人が「日曜の夕方を意識する番組」であれば、その人にとってはブルーマンデー症候群の原因となるでしょう。

サザエさん症候群の症状例と原因

症状例

出典: http://dateyome.blogspot.jp

サザエさん症候群の症状例は、憂鬱、倦怠感、神経失調、睡眠不足、腹痛、頭痛、発熱など様々です。重症化した場合には、精神的に参ってしまって自殺を考えるケースもあります。
これら全てが、「明日からの学業・仕事への忌避感」によるメンタル不調が原因で発生しています。

原因

出典: http://globo-site.com

サザエさん症候群の原因は一概に「これ」と言ったものは存在しませんし、各人によって異なりますが、「週明け月曜日にストレスの種となりうるものが待ち構えている」ということは共通して言えます。ここで言うストレスとは、「ネガティブな」ストレスを指します。
「ポジティブな」ストレスの場合は、アドレナリンやドーパミンなどの脳内物質の分泌により元気にない、活力が湧いてきますからね。
しかし、「ネガティブな」ストレスの場合は、鬱に似た症状や克服し難い重症になりうる可能性が出てくるため、この「ネガティブな」ストレスを引き起こす「何か」がサザエさん症候群の原因となります。

年末年始などの長期休暇明けにも発生し得る

出典: https://biz-shinri.com

サザエさん症候群が起こるのは何も日曜日だけではありません。GWや夏休み、年末年始などの長期休暇明けの通勤・通学に直面した際にも発生することがあります。
例えば、年末年始であれば、友人との遊びの予定や年越しイベント、年始の初売りセール、お年玉など楽しいことが目白押しです。また、年始には「食べては寝て」を繰り返す生活を送るという人も多いのではないでしょうか?
そのような、長期休暇で楽しいことばかりがあった人・怠惰な生活を送っていた人は、休暇明けの現実に直面したときに、そこから逃避したいという思いを強く感じる傾向にあります。

サザエさん症候群になりやすい人の例

ここでは、サザエさん症候群になりやすい人の例をいくつかご紹介します。

平日と休日の活動状況にギャップが大きい人

出典: https://employment.en-japan.com

一番大きな原因がこれです。
例えば、平日は「朝早くから出社し、夜遅くまで残業している」「常に仕事に追われ、せわしなく動き回っている」が、休日は「昼まで寝て、起きてからもずっとぼーっとしている」「一日中家に引きこもってダラダラしている」人などは、サザエさん症候群になりやすい人です。
平日と休日の間で、肉体的・心理的に大きなギャップが生じると、休日モードから平日モードに自分のメンタルを切り替えていく際の心理的負荷が大きくなるため、自ずと身体の不調の発生確率も高まります。

仕事や学校が嫌いな人

出典: https://curazy.com

仕事や学校が嫌いな人もサザエさん症候群になりやすいです。
嫌いな理由は「仕事内容が合わない」「勉強が嫌いだ」「仕事・勉強のやりがいを見失っている、非生産的だと感じている」など人それぞれでしょう。
このような場合も、大きな心理的負荷を生じさせる原因となります。

学校・職場での人間関係に悩んでいる

出典: http://bright-ms.net

「嫌いな人と仕事をしなければならない」「学校でいじめられている」というように学校・職場での人間関係に問題を感じていれば、サザエさん症候群になる確率が高まっています。
この場合は、「せっかく休日で嫌なことから逃避できたのに、週明けからまた現実に直面しなければならない」ということで心理的負荷が生じており、鬱の諸症状を引き起こしかねない状況になっています。

休日にリフレッシュしきれていない人

出典: http://tenshoku-rpg.com

平日に溜まったストレスを休日に解消しきれていない場合も、注意が必要です。
ストレスを解消できず、溜め込む一方だと、それに伴い自分にかかる心理的負荷が増加するため、症状が重症化することになります。

サザエさん症候群克服のための対策①:平日と休日のギャップを極力小さくする

出典: http://www.glocallife.net

サザエさん症候群は、ほとんど平日と休日間のギャップにより生じていると言えます。よって、このギャップを極力小さくすることで、重症化を避け、鬱の諸症状を克服していきましょう。
具体的な方法としては、「オンとオフの境界線を明確に設けずに、常にある程度の活動レベルを維持し続ける」「家に引きこもらずに外出するなどして休日の活動量を増やす」「月曜日に負荷の大きい仕事を入れない」などがあります。
ただし、あまり精力的に活動し続けると、活動内容によっては心身が休まる機会も減って大きな負荷がかかる可能性があるため、注意が必要です。

サザエさん症候群克服のための対策②:趣味を見つける

出典: http://www.d-laboweb.jp

趣味を見つけて取り組むことも、重症化を避けるうえで効果的な対策です。
読書や音楽に没頭するでも、運動して汗を流すでも、何でも構いません。
自分が好きなこと、夢中になれることに取り組んで、心理的・肉体的にリフレッシュしましょう。

サザエさん症候群克服のための対策③:意図的に楽しいことを考える

出典: http://karapaia.com

意図的に楽しいことを考えるのも有効な手段です。
例えば、「次の週末には友人と遊びに行こう」「この一週間を終えたら、ご褒美に何か買おう」といったように、乗り越えた先に何かうれしいこと・楽しいことが待っている、そんな予定を立てるとよいでしょう。
現実に立ち向かうためのモチベーションを上げるために、楽しいことを考えながら自分の気分を上げていきましょう。

サザエさん症候群克服のための対策④:発生する症状を受け入れる

出典: http://hensai2016.com

「明日からのことを考えると気持ちが落ちてしまう」ことを、「そういうものだ」と受け入れてしまうことも有効です。
いったん受け入れて開き直ってしまえば、意外と心理的負荷を低減します。

サザエさん症候群克服のための対策⑤:誰かに話す

出典: http://wha2up.com

誰かに話を聞いてもらうことで克服できることもあります。
自分の今の現状や不安感を伝えるのもよし、「ただ何となくだるい」と口に出すだけでもよし。
会話をすることで、次第に気持ちが落ち着いて行ったり、自身の悩みが解消されることが往々にしてあります。また、適度にストレスも発散されるため、症状の重症化を防ぐこともできます。

サザエさん症候群克服のための対策⑥:不安を鎮めるルーティーンを作る

出典: http://sumaho-okayama.com

野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手が行うことで知られているルーティーン。
ルーティーンとは、スポーツで言えば、ある行動に移る前にあらかじめ自分で決めておいた動作を行うことで、「練習時と同じ状況を作り出す」「集中力を高める」など心理的に優位な状況に自分を持っていき、高いパフォーマンスのプレーを行うことを指します。
このルーティーンを利用して、自分の不安感をコントロールすることができるかもしれません。
例えば、「日曜日の夜は必ず湯船に浸かってすっきりしてから寝る」「英気を養う意味で、日曜日は自分の好きなものを食べる」などです。
何も対策が思いつかないという方は、自分のルーティーンを作って現実を乗り越えてみるのはどうでしょうか?

まとめ

出典: http://aisroom.com

月曜日を迎えるにあたって発生するサザエさん症候群。何の対策もせず漫然と過ごしていると、重症化して日常生活に大きな支障をきたす可能性もあります。そうなる前に、皆さんも自分に合った対策をしっかり取ることで、サザエさん症候群とうまく付き合っていってください。

関連するまとめ記事

くろあお
くろあお

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ