イエローストーン噴火で人類滅亡⁉ 日本にもあるスーパーボルケーノとは?

噴火から逃げ場さえないという絶望…地球上には、逃げも隠れもできない程の、人類滅亡級の噴火エネルギーを秘めた火山、スーパーボルケーノが存在します。中でも現状最も危険視されているスーパーボルケーノがアメリカイエローストーン国立公園内にあるイエローストーン火山です。

イエローストーン噴火で人類滅亡⁉ 日本にもあるスーパーボルケーノとは?のイメージ

目次

  1. 笑えない…人類滅亡レベルの超危険火山スーパーボルケーノ噴火
  2. 噴火レベル最強(最恐)の火山スーパーボルケーノは世界に7つ
  3. アメリカイエローストーン国立公園ってどんなところ?
  4. イエローストーン過去の大噴火
  5. 美しさに見とれて?イエローストーン温泉地帯での転落・溶解事故
  6. イエローストーン付近の動向がどうやらヤバいらしい
  7. イエローストーン大噴火に警鐘を鳴らす声が増えている
  8. スーパーボルケーノ・イエローストーンがガチで噴火したらどうなる?
  9. 破局噴火回避?あのNASAがイエローストーン対策に本腰?
  10. 噴火したら終焉!?地球上のスーパーボルケーノ一覧
  11. アメリカ・イエローストーン(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.1)
  12. 薩摩硫黄島(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.2)
  13. イタリア・セージア渓谷(セシア渓谷)(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.3)
  14. スマトラ島・トバ火山(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.4)
  15. ニュージーランド・タウポ(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.5)
  16. シャツキー海台(北西太平洋海盆)(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.6)
  17. オトンジャワ海台(太平洋ソロモン諸島北)(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.7)
  18. 破局噴火ばかり心配しすぎるのもあれだが…

笑えない…人類滅亡レベルの超危険火山スーパーボルケーノ噴火

隕石以上の現実的脅威:火山の大噴火

世の中には、神話や預言をはじめ、本当かウソなのかわからないけど、世界の終焉を想起させる話題があちらこちらに溢れています。それでも宇宙人襲来や○○の祟りとか、今一つ科学的根拠も曖昧な話題が多いですね。信じたい人は信じるし、信じない人は信じないし、人それぞれのスタンスでいいと思います。
しかし、今回ご紹介するアメリカのイエローストーン国立公園の火山については、少しずつ活発な兆候を見せ始めているというデータが、実際に観測されていて、今日、ますます多くの地質学者が警鐘を鳴らしています。信心深いかどうかという問題ではなく、噴火したら世界滅亡を引き起こすほどのエネルギーが現に地下に存在しているという客観的事実に基づく脅威、それがスーパーボルケーノ・イエローストーン火山なのです!

噴火レベル最強(最恐)の火山スーパーボルケーノは世界に7つ

一旦大噴火を起こすと、その地域に止まらず、地球全体の気候・生命体への影響を及ぼすとされているのが超巨大火山(スーパーボルケーノ)です。その7つのうちの1つがなんと日本に位置しています。

アメリカ・イエローストーン(国立公園内)
イタリア・セージア渓谷
薩摩硫黄島(日本)
スマトラ島・トバ火山
ニュージーランド・タウポ
シャツキー海台(北西太平洋海盆)
オトンジャワ海台(太平洋ソロモン諸島北)

無に帰すポテンシャル

アメリカイエローストーン国立公園ってどんなところ?

今回、重点的に焦点を当てるアメリカのイエローストーンはアイダホ州、モンタナ州、及びワイオミング州にまたがる世界で最初の国立公園であり、観光の名所として世界中の人々から親しまれています。総面積は3,470平方マイルに及ぶアメリカならではの広大なスケールな公園です。色鮮やかな温泉プールが有名ですが、この黄色、橙、グリーンといった鮮やかな色合いは色素をもつバクテリアによって作られているんです。

色鮮やかな温水プール

思わず息を呑むような美しさ、壮麗かつ雄大、このカラフルな温水プールはイエローストーン国立公園の一番の見所と言っても過言ではないでしょう。

力みなぎる間欠泉の噴出

イエローストーン過去の大噴火

この美しい温泉や間欠泉を有するイエローストーンですが、地下深くには超巨大火山が眠っていて、地下のマグマが一気に噴き出す破局噴火が地球の歴史上過去3度起こっています。中でも一番最近起きた噴火が64万年前、これまでの傾向だと、破局噴火のブランクは100万年前後あるので、確率的にそこまで不安視する必要はない気もしてきます。しかし、実は、良からぬ兆候がここのところ目立ち始めているんです…。

夕焼けを背に噴き上がる間欠泉

美しさに見とれて?イエローストーン温泉地帯での転落・溶解事故

先ほど紹介した通り色鮮やかで写真映えしそうな温泉プールですが、その美しさに見とれてしまうのか、うっかり足を滑らせて温泉の一角に転落、高温酸性の湯の被害にあってしまうという事故が増加傾向にあります。特に、2016年には立ち入り禁止区域のノリス間欠泉エリアで誤って転落した男性が死亡。その後遺体が酸性泉により溶けてなくなってしまうというゾッとする事故も起きています。近年では、SNS投稿などで、無茶な体勢や場所で写真を撮ろうとする若者も増えていますので、同様の事故がさらに頻発するのではないか懸念されるところです。

美しさは時に人の注意力を根こそぎ削ぎ落す

その温泉は人を「溶かした」

2016年、人が溶けるという想像もしたくないような仰天の事故がイエローストーン国立公園の温泉地帯で起きました。これほどまでの事態が起きた原因はイエローストーンの温泉pHが強酸性だったという点にあります。日本の温泉でも強い酸性温泉(もちろん人は溶けません)と言われている草津温泉などでは、アクセサリーなどの金属を身に付けての入浴はご遠慮くださいと案内されています。実際、私も草津温泉に入ったときは、眼鏡をうっかりそのまま脇に置いて入浴していたところ、短時間でも塗料や金属素材がダメージを受けてしまいました。ただのお湯とは別次元の温泉の力に驚いたとうわけです。

米ワイオミング州などにまたがるイエローストン国立公園で、観光客の男性が誤って酸性の熱水泉に転落して死亡する事故が起きた。遺体は溶解してなくなっていたという。公園管理当局がこのほど明らかにした。

いいね!が欲しい、多くのコメントが欲しい、今日私たちはSNSという信仰にその身を捧げているのではないか?と思えるような撮影絡みの事故を頻繁に耳にします。高所から転落する事故、車両に轢かれる事故、感電死する事故、野生動物に襲われる事故…全てが自己顕示欲に取りつかれた末路として起こっています。 「自己り過ぎると事故る」(うまい!)と肝に銘じたいところです。

Yellowstone Park accident victim dissolved in boiling acidic pool - BBC News

犠牲者は温泉の温度をチェックしようと膝まづくとスリップして、強酸性泉に転落、どうやら即死だった様子なのがせめてもの救いかもしれない。

あらゆる美しさには棘が潜む

人は美しい自然や景観に囲まれると冒険心を駆り立てられます。誰か親しい人と一緒にいれば、気持ちも大きく大胆になります。しかし、くれぐれも自然の力を軽視してはいけません。立ち入り禁止である所には必ず理由があるのです。心がけ1つで防ぐことのできた事故のはずです。もう同じ事故が繰り返されることがないよう観光客1人1人が自覚ある行動をとるしかありません。

出典: http://www.newsweek.com

美しき温泉地帯が広がるイエローストーン国立公園内だが、常に大自然の危険と隣り合わせだということは忘れてはならない

イエローストーン付近の動向がどうやらヤバいらしい

増加する群発地震は噴火の足音なのか?

2017年6月から8月にかけて、イエローストーンでは2300回以上の群発性地震が記録されています。この頻度は、地震観測開始以来最多のペースで、火山噴火との関連性が気がかりなところです。

The most powerful in the current swarm was a magnitude 4.4, which was recorded on June 15. Most of the earthquakes were in the magnitude 0 or 1 range, with a further 181 recorded at magnitude 2 and 11 at magnitude 3. Another 53 were less than 0, meaning they were very small events that could be detected only with sensitive earthquake-monitoring instruments.

群発性地震における数千回に及ぶ揺れの中でも、6月15日に観測されたマグニチュード4.4の規模のものが最大。ほとんどの揺れはマグニチュード0から1の間のものだが、マグニチュード2レベルの大きさの揺れは181回、マグニチュード3レベルの揺れは11回となっている。 現状、人体には感じられないレベルの揺れがほとんどではあるが、その回数自体は増えているということもまた事実で、当面注視し続ける必要がありそうです。

Still, the ongoing swarm is now one of the longest and largest on record. The largest swarm ever recorded was in October 1985; it lasted for three months and included more than 3,000 earthquakes. There was another large swarm in 2010, when more than 2,000 events were recorded over a month.

継続中の群発性地震としては、観測記録史上最長かつ最大レベルのものになっている。過去の例を振り返ると、1985年に発生した群発性地震では、その期間は3カ月に及び3000回以上の揺れを記録している。2010年にも規模の大きい群発性地震があり、1カ月で2000回以上の揺れを観測している。いずれにせよ、これらの記録に肩を並べる程のスケールの群発性地震が2017年現在発生しているということになります。

イエローストーン国立公園地下深くには膨大な量のマグマが

地震回数が多いからといって、それだけで火山の破局噴火が近々起こると決めつけるのは早計かもしれません。ただ、さらなる懸念材料として、イエローストーン国立公園の地下深くに膨大な量のマグマが潜んでいるということが発見されています。従来の研究で想定されていたものより、数倍の規模を誇るマグマの量ということもあり、衝撃が広がりました。

The newly discovered magma chamber — located 12 to 28 miles underground — is four times bigger than the previously known chamber above it, according to imaging by researchers at the University of Utah.

ウタ大学の最新の調査で、地下12~28マイルの位置に、これまで発見されていた表層に近いマグマだまりと比べて、4倍もの規模を誇る巨大なマグマだまりが存在していることがわかった。

cross-section illustration cutting southwest-northeast under Yelowstone

lower crustに位置する大きなマグマだまりが、2015年のウタ大学の調査で新たに発見された。それまではupper crustのマグマ溜まりしか知られておらず、今回の発見で改めてイエローストーンが秘める潜在的なエネルギーを思い知らされる形となった。

The hot rock in the newly discovered, deeper magma reservoir would fill the 1,000-cubic-mile Grand Canyon 11.2 times, while the previously known magma chamber would fill the Grand Canyon 2.5 times

新たに発見された深部のマグマ溜まりは、あの広大なグランドキャニオンを11回埋め尽くすほどのレベルだという。ちなみに、以前より知られていた地表に近いマグマ溜まりは、グランドキャニオン2.5個分なので、全て合わせると、グランドキャニオンを13.5回飲み込んでしまうほどの大量のマグマが眠っていることになる。

噴火エネルギー上昇中?イエローストーン国立公園内の道が地熱で溶ける!

2014年、イエローストーン国立公園内の道路が地下のマグマ溜まりの高熱の影響で溶けてしまうという驚くべき現象が確認されています。車両が走るにも危険な状態であることから、整備が完了するまで、封鎖される事態となりました。いくら火山による地熱が並外れているとはいえ、これ程までのことが起きるでしょうか!?

Yellowstone supervolcano 'turned the asphalt into soup' shutting down Natl. Park's roads — RT US News

いくら真夏の暑い日が続いてもあの硬質なアスファルトが溶けてしまうなどという話は聞いたことがありません。
それ程、公園内道路の真下、局所的な地下熱がとてつもないレベルに到達しているということを示しているのでしょう。

イエローストーン大噴火に警鐘を鳴らす声が増えている

イエローストーン火山の地下深くの状況が少しずつ分かってきたことに加え、ハイペースの群発性地震、国立公園内道路の溶解などこれまで見られなかった現象も頻発していることから、イエローストーン破局噴火の可能性を真剣に懸念する声が、専門家の間からも次々に上がっています。

サムネを見て「日本人みたいな顔だな」と直感した方は正解。日系アメリカ人物理学者のミチオカク博士がFOXニュースに招かれてコメントしています。アメリカ人の間でも知る人ぞ知る脅威となりつつあるようです。

Yellowstone volcano WARNING: Catastrophic eruption would destroy ALL life on Earth | Science | News | Express.co.uk

スーパーボルケーノ・イエローストーンがガチで噴火したらどうなる?

アメリカイエローストーンの位置は、確かに地図上では日本から遠く遠く離れています。それでは、噴火したとしても日本への影響は限定的になるのではないか…という印象を抱くかもれませんが、それはとんでもありません。破局噴火は遅かれ早かれグローバルな危機へと発展します。

灰の層が地球を覆い、日光遮断(破局噴火後のシナリオ1)

その時日常が終わる

噴火の後、灰の雨が降り注ぎ、アメリカ本土は数日のうちにほとんどが生活ができないレベルになるでしょう。雪とは比にならないほどの重量の灰の山が、家屋を押しつぶし、自動車、飛行機…あらゆる交通手段も麻痺を余儀なくされます。また、世界各地に降り注ぐ灰には有毒物質も含まれ、日光もほとんど地表に届かなくなります。こうして、陸海問わず多くの生物が死滅することになるでしょう。

If the Wyoming volcano were to erupt it would kill an estimated 87,000 people immediately and make two-thirds of the USA immediately uninhabitable. The as the large spew of ash into the atmosphere would block out sunlight and directly affect life beneath it creating a “nuclear winter” and threatening ALL life on earth.

もしイエローストーン火山が噴火したら、瞬時に87000人もの人々が犠牲になり、アメリカ本土の3分の2が居住不可能な状態に陥るだろう。噴出された膨大な灰が大気を覆い、日光を遮断、地球に氷河期をもたらす程の大規模気候変動が起き、あらゆる生命体が生存の危機にさらされることになる。

寒冷期もしくは氷河期の到来(破局噴火後のシナリオ2)

冬の統治

破局噴火の影響は止まることを知りません。日光が遮られ、残された世界は急速に寒冷化していき、いわゆる「核の冬」と呼ばれる状況に陥っていきます。世界経済は崩壊、文明機器もほとんどがやられ、破局噴火直後から多くが死滅した人類にとって、さらに困難な道が待ち受けるでしょう。

イギリスの科学者によるシミュレーションでは、もし破局噴火が起きた場合、3-4日内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に着き、米国の75%の土地の環境が変わり、火山から半径1000km以内に住む90%の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は最大10度下がり、その寒冷気候は6年から10年間続くとされている。

破局噴火回避?あのNASAがイエローストーン対策に本腰?

破局噴火後のシナリオを見ても分かる通り、万一、万に一つ、スーパーボルケーノが破局噴火したら、それはもう人類、少なくともこれまで人類が積み上げてきた文明は終焉を迎えるといっても過言ではないでしょう。
そうした状況下で、あのNASA(アメリカ航空宇宙局)がこの人類滅亡をもたらしかねない火山の大噴火を阻止するべく、あるプランを実行に移せないか検討しているというのです。

火山まるごと、冷やしちゃいます。イエローストーン大噴火から地球を守るためにNASAが立案する野心的計画 - エキサイトニュース

NASA believes the Yellowstone super volcano is a greater threat to life on Earth than any asteroid. So it’s come up with a plan to defuse its explosive potential.

NASAは、小惑星の衝突といった危機以上に、イエローストーン火山こそ、地球上の生命を脅かす危険因子だと判断、大噴火のリスクを少しでも削減するためのある計画を立案している。

NASA says. A major eruption occurs about once every 100,000 years. And these odds are much higher than a repeat of an Earth-changing comet impact of the type that wiped out the dinosaurs.

NASAの見解によると、スーパーボルケーノ級の火山噴火は10万年おきに起こっている。これは、恐竜を絶滅に追い込んだ地球の気候変動をもたらすレベルの隕石の衝突よりも遥かに確率の高い出来事である。

NASAの考えとしては、「隕石・小惑星が地球に衝突するんじゃないかと日々ビクビクするぐらいだったら、イエローストーン火山に代表されるスーパーボルケーノの破局噴火を懸念するべきだ。そっちの方がよっぽど確率が高いのだから!」ということのようです。

そうだ、イエローストーンのマグマを冷やそう

地球に衝突する小惑星の軌道を逸らす対策を立てるぐらいだったら、当然、それ以上に高確率の破局噴火に対しても、回避策を考案しなくてはなりません。
このように考えたNASAのイエローストーン火山噴火封じ込め大作戦の方策は、ずばり「地下のマグマを冷やそう」という案でした。火山が噴火するのは、マグマが熱くなったからこそ、ならば、熱くならないように冷やしておきましょう。という驚くほどシンプルですが、説得力がある(ような)結論だったのです。

ただし、スーパーボルケーノを刺激しないよう慎重に

世界の存亡がかかった案件ですから、急いで事を進めて逆に火山を刺激するようなことがあっては取り返しがつきません。その辺はNASAもちゃんと考慮しているようで…

Drill too deep, and the vent could cause an explosive depressurization that may set off the exact kind of eruption the scientists were trying to avoid.

掘り下げていったその穴のせいで、マグマ溜まりが減圧し、マグマが上方に爆発的に噴き出していく誘因になるおそれがあります。それでは、噴火を防ぐつもりが、逆に噴火を呼び起こしてしまうようなもので、元も子もありません。

NASAは慎重に気長に確実に冷やす!(予定)

マグマ溜まりの上からガツン!と冷やそうとするのではなくて、マグマ溜まりの周辺から水を循環させ優しく冷却していく方法が安全面からみても好ましいだろうと有力になっています。
まるで、ご機嫌斜めの恋人を優しくたしなめる紳士のようですね!

Instead, the NASA scientists propose, a 10km deep hole into the hydrothermal water below and to the sides of the magma chamber.

マグマ溜まりの脇や下方に熱水の流れる大きな穴を掘り、マグマの冷却を促していくというアプローチをNASAの科学者達は提唱している。

in an emergency, this enormous body of heated water can be injected with cooler water, extracting yet more heat.

状況によって、温水のみならずさらに冷却された水を加えて循環させ、より効率良くマグマの熱を奪っていく。

イエローストーン火山対策ってコスト的にはかさむけれども…

上述のようなやり方では、時間もコストもかかりますが、効率良く済ませようとして、噴火を招いてしまうのは論外であります。投資分の見返りとしては人類滅亡の回避、そして、その他にも利点が見込めるようですよ。

Such a project could cost in excess of $3.5 billion. But it’s nothing like the reconstruction cost of digging two thirds of the continental United States out from under mountains of volcanic ash.

ずばり35億ドル以上かかってしまいますが、火山灰の層に覆われたアメリカ国土3分の2を必死に掘り起こすことを思えば、ぜひ許容してもらいたい線ではありますよね。

Steam from the superheated water could be used to drive power turbines.

温水から発生する大量の蒸気は発電の動力にだってなりえます。(一粒で何粒も美味しい)

情報収集しているうちに、個人的にもやって損はないプロジェクトにような気がしてきました。途方もない計画ですが、破局噴火≒世界の終焉から私たちの子孫を救うためでもあります。日本とて、年に何度も戦後最大の台風が来る時勢、地球は活動期、頻発する地震、「まさか」が起こりやすい気運、準備しておいて憂いなしですよね…。

イエローストーン国立公園ワイオミング州

噴火したら終焉!?地球上のスーパーボルケーノ一覧

マグマは地球の血液です

冒頭で、全世界にスーパーボルケーノは7つあると話しましたが、以下、それぞれの火山の歴史・特色を紹介していきます。ランキング形式にしようかとも思いましたが、どちらが危険で、どちらが確率が高いか、明確に判断するのは難しいので、7つの火山それぞれが最大級危険な存在だと捉えてください。ただ、何といっても無視できないのは、薩摩硫黄島という日本の領土内にも破局噴火の脅威が眠っているということでしょうか。

アメリカ・イエローストーン(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.1)

紹介済みのためここでは割愛です。

イエローストーン国立公園温泉プール

薩摩硫黄島(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.2)

その名の通り、この日本に存在するスーパーボルケーノ
最後の大噴火は約7300年前で、この時九州南部に住んでいた縄文人を「滅ぼした」とされている。
当時の破局噴火の影響もありカルデラが形成され、鬼界カルデラと呼ばれているが、その規模は九州がまるまる1個収まるほどのスケールでまさに「鬼」がかっている。

神戸新聞NEXT|防災|九州南方海底に活動的マグマか 神戸大が確認

神戸大の調査研究もあり、鬼界カルデラの地中では今現在マグマ活動が起こっているということが決定的になりました。破局噴火の脅威は何も太平洋の遥か向こうにだけ存在するのではなく、わが国日本のすぐ足元にも存在しているのです。

上記の動画の「ネットの反応まとめ」の部分で「九州のみんな~さようなら~」という投稿が引用されていたが、本当にこれは破局噴火への過小評価が際立っているとしか言いようがない。スーパーボルケーノは大噴火を起こせば、地球規模の問題、まして日本列島程度のちっぽけな領域では、九州だけの影響に止まるはずもなく、日本まるごと絶体絶命の危機に直面することは間違いないだろう。

イタリア・セージア渓谷(セシア渓谷)(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.3)

イタリア内のアルプス山脈に位置する
最後の大噴火は2億8000万年前。

直径13キロほどのカルデラが最後に噴火したのは、2億8000万年前と思われる。その際には、大噴火で知られる1980年のセントへレンズ山の1000倍に当たる火山噴出物があり、太陽の光が遮断され、地球規模で気温の低下を招いた。

スマトラ島・トバ火山(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.4)

現在では同地域はトバ湖と呼ばれ、美しい湖と自然が広がる名所となっている。

最後の大噴火は今から7万3000年前。
この破局噴火で地球の寒冷化も進み、大半の人類が死滅し、1万人程度まで減少したのではないかという説もある。

もし、これが事実だとすると、ここまで減少して逆によく人類滅亡しないで済んだな…というのが正直な感想、破局噴火の危機を乗り越えたのは人類の偉大な底力でしょうね。

今から7万年前から7万5千年前に、インドネシア、スマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こし、その後の人類の進化に大きな影響を与えたという学説である

トバ・カタストロフ理論

ニュージーランド・タウポ(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.5)

最後の大噴火は、約2万6500年前。
2017年に入り、イエローストーン近辺同様、群発性地震が頻発し、火山活動の活発化含め今後の動向が不安視されている。

Mega swarm of more than 300 earthquakes rattles the Taupo Volcanic Zone in New Zealand - Next eruption ahead?

シャツキー海台(北西太平洋海盆)(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.6)

日本の南東、北太平洋海盆に位置し、詳細は謎に包まれていたが、近年、同海台にあるタム山塊と呼ばれる火山が地球上で最大級のものであるということが分かってきた。

出典: https://www.theregister.co.uk

シャツキー海台の中に確認されたタム山塊の3D画像

A volcano the size of New Mexico or the British Isles has been identified under the Pacific Ocean, about 1,000 miles (1,600 kilometers) east of Japan, making it the biggest volcano on Earth and one of the biggest in the solar system.

太平洋の海底で新たに確認された火山の規模は、地球上、いや太陽系の火山の中で最大級のスケールを誇る。

発見された火山はタム山塊(さんかい)と呼ばれ、日本から東へ1,600kmほど離れた太平洋の海底にある。およそ31万平方kmで、日本全土の97%、北海道3.7個分もの巨大な面積を誇るものの、高さは3,500m程度しかない。

本州がちょうどすっぽり収まる大きさ

“It is in the same league as Olympus Mons on Mars, which had been considered to be the largest volcano in the solar system,”

タム山塊は、太陽系最大の火山と考えられてきた火星のオリンポス山と同等である。

出典: http://oka-jp.seesaa.net

これまで太陽系で最大の火山とみなされてきたオリンポス山

オトンジャワ海台(太平洋ソロモン諸島北)(噴火したら人類滅亡?スーパーボルケーノエントリーNo.7)

ソロモン諸島に位置するオトンジャワ海台は、今から1億2000万年前の大噴火で形成され、この火山活動の際、地球規模での大幅な気候変動が起こったと考えられている。

オントンジャワ海台の大規模な火山活動によって大気中に大量に噴出された二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球の温暖化を引き起こしたと考えられている。そして、この激しい温暖化によって極域の氷床が溶けてしまい、冷たい海水が海底に流れ込むことによって起きる海洋大循環を止めてしまったという。

破局噴火ばかり心配しすぎるのもあれだが…

どないすんねん…

ここまでイエローストーンを中心に世界中のスーパーボルケーノの歴史や動向を見てきた。
正直、破局噴火など滅多に起こるものではない。我々ちっぽけな人類が歩んできたスパンなど、地球規模でみればほんの瞬き程度でしかないのかもしれない。
しかし、いつかまたそれは起こるということも確かなのである。そして不幸なことにも、今地球は活動期に入ったのではないかという声も聞かれるようになった。
NASAが構想する一見途方もない破局噴火回避案を実行する以外、私たちができることというのはほぼないのかもしれないが、今後もスーパーボルケーノの動向を注視して、万一の時に少しでも迷いが生じないで済むよう、決心を固めておいた方がいいのではないだろうか。

関連するまとめ記事

unagent
unagent

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ