「外れたみんなの頭のネジ」の結末とは?最終回考察&感想まとめ【ネタバレあり】

※ネタバレ注意!!猟奇!グロテスク!話題を読んだサイコホラー漫画「外れたみんなの頭のネジ」。軽めのイラストから描写のエグさに思わず目を背けたくなるような「外れたみんなの頭のネジ」のいくつかのエピソードをネタバレ、考察を交えて紹介。

「外れたみんなの頭のネジ」の結末とは?最終回考察&感想まとめ【ネタバレあり】のイメージ

目次

  1. 『外れたみんなの頭のネジ』とは
  2. 『外れたみんなの頭のネジ』のあらすじ
  3. 『外れたみんなの頭のネジ』【第15、16話】
  4. 『外れたみんなの頭のネジ』【第27、28話】
  5. 『外れたみんなの頭のネジ』【第31話】
  6. 『外れたみんなの頭のネジ』【第105話】
  7. 『外れたみんなの頭のネジ』感想
  8. ※ネタバレ注意『外れたみんなの頭のネジ』考察
  9. ネタバレ:数字「613」が重要
  10. まとめ

『外れたみんなの頭のネジ』とは

話題沸騰「外れたみんなの頭のネジ」

「グロ」「ホラー」不気味すぎる人気漫画。

「外れたみんなの頭のネジ(通称はずネジ)」は猟奇的な表紙に血の赤が彷彿とさせるように、ホラーとグロテスク描写が象徴的な8ページ漫画。

一時期はYouTubeの広告にも出てたりして絵だけなら見たことがある人もいるのではないでしょうか。

『外れたみんなの頭のネジ』のあらすじ

ネタバレ注意:「外れたみんなの頭のネジ」のあらすじ

出典: https://www.amazon.co.jp

ネタバレ注意:あらすじ

「軍師×彼女」や実写化も決まった「誘拐犯」など数々の作品を世に生み出してきたホラー&歴史漫画家「洋介犬」先生の渾身の奇作「外れたみんなの頭のネジ」。

オリジナル新作漫画配信サービス「GANMA!(ガンマ!)」にて無料で配信されているグロテスク描写を含むホラー漫画として人気を博している本作。

あらすじを簡単に紹介すると、

主人公は中学一年生の少女「七尾ミサキ」。
ある時「七尾ミサキ」は自分にしか見えない、カバのような悪魔「ベヘりん」を認識できるようになってしまう。
その悪魔を見た「七尾ミサキ」はなにやら思い当たる節があり、やはりこの街は何かがおかしいと異変に気付く。
「べへりん」には「お前自身がおかしく異常なだけの可能性もある」と言われ、ならば私の体験したおかしな話を聞けと回想するところから物語は始まる。
という内容。

出典: http://www.irasutoya.com

あらすじからわかる通り狂気的な話のオンパレードです。

「怖すぎる問題作」「覚悟してご覧ください」と単行本第一巻の煽り文にある通りかなり精神的にくる異常な登場人物たちと主人公「七尾ミサキ」の周囲で巻き起こる事件の数々。

狂人のようになった人々。異常な事件を意にも介さない住民たち。
どうやらその事件にはある男と「6月13日」に起きたなんらかの出来事が関係している。
1話完結のショートショートのような形式だが謎や伏線を徐々に回収して広がる物語はただのグロテスク漫画、ホラー漫画とは一線を画していると評判。

今回は私が独断と偏見で印象的だと感じたお話をいくつかをネタバレでご紹介します。

『外れたみんなの頭のネジ』【第15、16話】

ネタバレ注意:ジッキョウビデオ(前後編)

出典: http://www.irasutoya.com

「ジッキョウビデオ」あらすじ

「外れたみんなの頭のネジ」第15話と第16話のネタバレ。
この回では「ジッキョウビデオ」というストーリーが語られます。

体育の授業中「七尾ミサキ」は偶然落ちていたビデオテープを見つけます。
613と書かれたビデオテープ。613つまり6月13日は世界、人間がおかしくなった切っ掛けの日であると「七尾ミサキ」は予想していた。それを知る手がかりになると踏んでそのビデオテープを家に持ち帰り視聴することに。

ビデオテープを回すと映像には男性が映し出される。男性はファミレスで大食い企画のようなことをしており、その理由は”今日が人生最後の日だから”と言う。

次はカラオケに行き楽しむ姿が映し出される。
男性は「こんなに楽しんじゃっていいのかなー。二人も死なせた僕が」と告げる。

帰宅した男性は「今から死にまーす!」などと軽い面持ちで言うと天井にかけたロープに首を吊ってしまう。
次の瞬間、ドンと鈍い音がなると、首にかかったロープが切れ落下して横たわる男性。
「しっぱい、しっぱいでーす」とこれまた軽い感じに言うと、次は切腹を始めようとする。
しかし怖いので無理と断念。

次はビルの屋上から飛び降り自殺。がしかしこれも断念。
今度は外に出て踏切前に佇む男性。飛び込むかと思いきや迷惑がかかるので無理と言う。

出典: http://www.irasutoya.com

これには固唾を飲んでビデオを見ていた「七尾ミサキ」も「イライラする」と愚痴を漏らす。
彼女の隣で一緒に見ていた「べへりん」はこのビデオ映像の違和感に気づいていた。
「七尾ミサキ」に対して「そのイライラはこいつの態度にか?それともこいつに早く死ねよって思い始めているのか?」と問う。
当然「七尾ミサキ」は「態度に対してに決まってんじゃん」と残忍な考えに否定を示す。

そうしていよいよ男性は工場廃墟に行き工場廃棄物の液体を自らの体に注射。6月13日に轢き殺してしまった「スギノユキコ」「スギノミオ」への償いだ、と呟きながら苦悶の表情を浮かべながら死んでしまう。


ビデオ映像を見終えた「七尾ミサキ」は腹が立っていた。その怒りの正体が男性の態度へのものか、6月13日のヒントが得られなかったからか、人の死に鈍感な自分へのものなのか……。

しかし「べへりん」は考える。このビデオは一人の撮影ではなし得ないアングルから取られていた。撮影していたもう一人がいる。そしてこのビデオを編集し学校に置いた奴がいたということ、と。

外の空気を吸いに出た「七尾ミサキ」。夜道を歩いていると男とすれ違う。
「オモシロカッタカイ?」
すれ違いざまにそう言われ、その場に固まってしまう「七尾ミサキ」。

”さて誰が一番狂ってたのやら”と最後に出て物語は結末を迎える。

一貫して狂気を描いている「外れたみんなの頭のネジ」ですが、個人的な感想としましては「ジッキョウビデオ」は狂気映像を視聴する人間にも簡単に狂気が伝播してしまうと言う危うさを伝えているのではないでしょうか。
あるいは、誰もがイライラと言う感情を持ち合わせるように狂気というものも誰しもが持っている一つの側面であると考察できます。

『外れたみんなの頭のネジ』【第27、28話】

ネタバレ注意:ヒトモドキ(前後編)

出典: http://www.irasutoya.com

人気の高いエピソード「ヒトモドキ」あらすじ

「ヒトモドキ」のネタバレ。

学校にて「七尾ミサキ」と友人の「戸田」は使用したシャベルを返しに倉庫に向かう。
倉庫に行くと戸が少し空いていることに気づく二人。「戸田」が言うにはちゃんときっちり閉めたはず。

倉庫の中から「フー」「ハァ」「ヒィ」と漏れ出てくる声。
「だ…誰だァー?不審者…?出て来い!」とシャベルを構える、異常者に対して若干の場馴れを見せる「七尾ミサキ」。
「戸田」がそれを静止し、倉庫に向かって「大丈だよー、出ておいでー」と暢気な声をあげる。

「と…戸田テメー!」と怒る「七尾ミサキ」だったが「いや…多分犬とか猫だよ…」と楽観的な「戸田」。
その時、スッと倉庫の隙間から顔をのぞかせたのはやせ細った男(ヒトモドキ)。

「ホラ見ろやっぱりヤバイ奴ー!」と「七尾ミサキ」がシャベルで殴りかかろうとすると、そのやせ細った男は「チガウ…オレは…チガウ…にげてきた…たすけて…」と言葉を発する。

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ヒトモドキのチラシ

そこで「戸田」は気づく。携帯電話で撮った写真を「七尾ミサキ」に見せる。それは街中に貼られていたチラシ。
「この人間のようなものを探しています。」と大きく見出しがつけられたお尋ね者のチラシにはこう書かれてある。

・お風呂に閉じ込めていたが逃してしまった。
・「オレハチガウ」と鳴く。
・捕まえた方はご一報ください。
※死んでも構いません。

やせ細った男が言うには、小さい頃から家の風呂場に閉じ込められやっと逃げ出して来れた、らしい。

「どうする?」と困っていた「七尾ミサキ」。それに反して「戸田」は「私!この人家につれて帰るよ」とヒトモドキを連れ帰るを宣言する。


やせ細った男に食料や衣料を与え奉仕する「戸田」。
「どうしてこんな…よくしてくれんだ…?」と問われると「戸田」は、うちは家族少ないから助け合わないといけない。なのに家族がそんなになるのが許せない。と理由を話す。

それから1週間後、「七尾ミサキ」は登校中、お尋ね者のポスターがなくなっていることに気づく。
「家族も諦めたんだ」と安堵したが「戸田」に男のその後訊ねると「元気なんじゃない?」と他人行儀。

「あんなのあの後すぐに家族に連絡して引き渡したよ」ヒトモドキを引き渡したと笑顔で答える「戸田」。

最後は「家族は家族と一緒にいるのが一番だよ!」と笑顔で答える「戸田」のセリフで結末を迎える。どこか溜飲が下がらない結末に胸糞が悪くなるような物語です。

「ヒトモドキ」の個人的な感想は、ありそうでなかった話だという感じです。
そして最近、現実にも同じような事件が起こってしまいました。
精神に異常があるとされた少女が10年以上も自宅に監禁され、死亡したという無残な事件です。
経緯から何から「ヒトモドキ」の話と酷似しています。

「戸田」のした行為は人助けにも見えますが、家族の元に送り返したというのは少し残忍。
家族が好きゆえの行為だったのでしょうか。

民家で女性凍死、長期監禁か=死体遺棄容疑で両親逮捕-大阪府警:時事ドットコム

『外れたみんなの頭のネジ』【第31話】

ネタバレ注意:おにくでりしゃす

出典: https://pixabay.com

「おにくでりしゃす」あらすじ

「おにくでりしゃす」のネタバレ。

「七尾ミサキ」のクラスメイト「岡村」はその名前と、ずんぐりむっくりとした体型から「おかあさん」とあだ名で呼ばれていた。

しかし半年経ったころ、「岡村」は見違えるようにやせ細りスマートな体つきになっていた。
クラスメイトが「どうやってダイエットしたのか」を問いただすと「大好物であったお肉を食べることをやめた」と告白する。

ヨーチューブで「おにくでりしゃす」と言う動画を見て以来お肉が入らなくなったという「岡村」。
「七尾ミサキ」はその動画が気になり自宅で視聴する。

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”お肉が不要になる動画”

お皿に守られた美味しそうなお肉。その上にみんなの嫌いなきもい虫が大量に振りかけられる映像。
「お肉を食べるたびに想像して…!お肉と混じった虫の味…!」とナレーションが入る。

映像が切り替わり今度は子供がお肉を食べている。
すぐ隣にはお腹を切られた動物が少女をジッと見ている様子が映っている。
「おいしい?」とその動物が少女に問う。

また映像が切り替わる。子供がお肉を美味しそうに食べていたかと思うと、次の瞬間には「オエエエ」と嗚咽と共に吐瀉物を撒き散らす。

「この動画あと四十五分もあるぞ」。
「七尾ミサキ」はここで視聴を断念してしまう。

次の日の学校では「岡村」がクラスメイトにオニクデリシャスを観た?と聞いて回っていた。
「観ちゃったよ!」と「七尾ミサキ」の心の声。

「ケーキでりしゃすもあるよ!」と「岡村」が教えて物語は最後を迎える。

この話の個人的な感想は、なんとなく誰もが自分で考えたことのある欲望の抑制方法なんじゃないか?という感じ。意外と人間皆狂気的な思考をしているとハッとさせられました。
食欲減退のために青い着色料を使用したりと、本質的には同じかもしれません。

『外れたみんなの頭のネジ』【第105話】

ネタバレ注意:ルポーヌ

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「ルポーヌ」あらすじ

「ルポーヌ」のネタバレ。

「七尾ミサキ」が通う中学校の「超心理研究同好会」に所属している「降羽奈夢」が登場するエピソード。

「降羽奈夢」が夜道を歩いていると対向から来た男と肩がぶつかってしまう。
「気ィつけろ!お前なんざルポーヌだ…!」
そう言われ、「降羽奈夢」の気に障ったのか彼女は男に訊ねる。
「ルポーヌって何ですか?」

「降羽奈夢」は大金を男に渡し、その代わりに「ルポーヌ」の意味を教えてもらう。

「ルポーヌ」は自分の将来設計。「いつか俺が力を手に入れた時、さらってメチャクチャにしてやる。だからお前終わったわ」と言う宣告であるらしい。

男は親や身内の権力があり、今はまだダメでもいずれは権力が手に入る。その時に備えてのマーキングとして「ルポーヌ」と言わせた人間を将来設計に組み込みスッキリするための”新・差別用語”。それが「ルポーヌ」

しかし「降羽奈夢」はかなりの異常者であった。人体実験が大好きな彼女はその「ルポーヌ」と言う言葉から男を気に入り自宅に招待する。

男を拘束し自宅の一室に監禁する。

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「今はまだ無意味な言葉での宣告。それならいくら人の運命を陵辱しようがやんちゃですむと思った?」
と「降羽奈夢」は言う。

言葉は音だが人の長い歴史の中でそれに魂をこめて他者を狂わせてきた。だから「ルポーヌ」と言う言葉もすでに人には向けていけない言葉だ。と言う持論によって「降羽奈夢」は男の背中にナイフで傷をつけていく。

男の背中には無数の「ルポーヌ」という文字で埋め尽くされる。やがて男は死に絶えた。

「これでルポーヌは世界にとって意味のない言葉の音の羅列に戻った」

「これを誰かが見ていて力を持ち使わない限りはね…」と「降羽奈夢」の独白で物語は結末を迎える。

個人的な感想、考察としては、最後のセリフはメタ要素が入っていると思われます。
作中の結末では「降羽奈夢」だけしか「ルポーヌ」という言葉の意味を知るものはいませんが、最後の彼女のセリフでそれが覆されています。なぜなら読者は「ルポーヌ」という言葉の意味を知ってしまったからです。

荒唐無稽な話も多い「外れたみんなの頭のネジ」の中であと引くような結末は珍しいかもしれません。

みんなが一度は考えてしまうような狂気を描写することに長けている「洋介犬」先生ですが、「ルポーヌ」には元ネタはないそうです。

『外れたみんなの頭のネジ』感想

グロテスク、ホラー好きから一定の評価、感想を得ている「外れたみんなの頭のネジ」。

話の最後まで読んで結末を知ると気持ち悪いという感想も普通に出てくると思います。
が奇作「外れたみんなの頭のネジ」にとっては褒め言葉かもしれません。

女の子だろうと子供だろうと物語の結末にはむごたらしい最後を迎えることも少なくない。

※ネタバレ注意『外れたみんなの頭のネジ』考察

ネタバレ:重要人物「未道未先」

出典: https://pixabay.com

「外れたみんなの頭のネジ」にて重要なポジションにいると思われる人物の一人「未道未先」のネタバレ。

外れたみんなの頭のネジ」を考察する上では欠かせない人間が「未道未先」。
見た目は中年のサラリーマン然としていますが、どこかミステリアス。

かなりの口達者で、特殊な話術を用いて狂った話をすることで相手を狂わせてしまうなんらかの能力を持っていると考察されています。

作中では「未道未先」は一部の人間たちからの崇拝の対象。各地に多くの信者がいる様子。
現在は警察に軟禁状態にされている。

6月13日になんらかの事件をがあったことが明かされており、それには「未道未先」が”アレ”をしたと伏線が貼られていることから考察しがいがありますね。

最終回ではどんな伏線回収が見られるのでしょうか。

ネタバレ:数字「613」が重要

重要ワードのネタバレ

「外れたみんなの頭のネジ」に度々登場する数字「613」のネタバレ。

作中の描写からおそらくこの数字は6月13日という日付を表していることは明確です。
主人公である「七尾ミサキ」は過去の記憶が一部欠落しており、6月13日その日の記憶も失われています。
これにもなんらかの理由があることがわかっていますが、真相は定かではありません。最終回に向けて徐々に伏線が回収されているような感じですので最終回では謎が明かされそうです。

ネタバレ?613の意味

6月13日の意味に関するネタバレ?

613は当て字で「無意味(ムイミ)」とも読めます。狂気とは大概は荒唐無稽なものですし、あながち間違いでもないかも?最終回で全て無意味だった、は少しオチ的には弱い気もしますが、どうでしょうか。

果たして613の本当の意味が最終回では明かされるのか!?

ネタバレ:鉄塔

「七尾ミサキ」があるとき気づいた建物。
この鉄塔はどうやら6月13日以降に建てられたもののようで、「七尾ミサキ」はこの鉄塔のせいで街の人間が狂ったのではないかと考えている。

鉄塔からの電波はラジオのようだが、実際に人々が狂気的になった原因かは作中では明かされていない。

まとめ

ただのホラー、グロテスク系漫画と違って、シュールギャグのような軽快さも併せ持っている「外れたみんなの頭のネジ」。

いくつかのエピソードをネタバレで紹介しました。
現在第108話まで掲載されており無料で読むことができます。
基本的に1話8ページということと絵もデフォルメされてあり読みやすいです。

狂気的な人間が事件を起こし無残に死に絶える結末の話も多いですが、中には複数のエピソードに登場するキャラクターもいます。
「七尾ミサキ」の過去の友人「ゴトちゃん」。
何かを知っている「戸田」。
人体実験大好きな「降羽奈夢」。
7という数字に異常なこだわりを見せる殺人鬼「セブンス」。
などなどバラエティーに富んでいます。(人気投票企画も実施していたようです)。

多くの伏線が貼られた「外れたみんなの頭のネジ」の最終回が今から気になりますね。
タイトルに冠し、多くのイラストに配した”ネジ”という要素も最終回では絡んできそうです。

ネタバレを読んで気になった方はぜひ一読を。

GANMA!

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